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ABTの「白鳥の湖」

先日アメリカン・バレエ・シアター(ABT)のバレエ、「白鳥の湖」を観てきました。

ここ数年この時期は忙しくてABTのバレエを観られなかったので、今年は是非!と思っていました。そこで気が付いたのは、ロベルト・ボッレが「白鳥の湖」を踊られること。これはもう絶対行くしかありません。

何度行っても劇場に近づくと胸が高鳴ります。
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久々にバレエを観て思ったのは、バレエってホント、美しいってこと。どんな動きも洗練され研ぎ澄まされた美しさがあります。

ストーリーはオペラみたくドロドロした泥沼みたいにならなくて、エレガント。

オペラはオーケストラに、歌に、演技に注目する場所がたくさんあって、しかも字幕で言葉をおわなきゃいけなかったり、観ている側としてはかなり忙しいのですが、バレエは字幕を読まなくていいので、ず~っと舞台を観ていればいいし、美しい音楽と踊りが全てを表現しているので、観ていてラクだなぁ、と。

いやぁ、最近忙しかったので、心に落ち着きがなくって、そんな時にこういう美しいものを観て、しかも何も考えないでず~っと音楽を聴き舞台を見るだけに没頭できたので、ホントに心がリフレッシュしたんです(笑)

しかもボッレ様は相変わらずお美しく、ギリシャ彫刻が踊っているかのような麗しい体つき。
やっぱり行ってよかったなぁ、と心から思いました。

カーテンコール
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この日のオデット/オーディールは韓国人のダンサーHee Seoさん。私はバレエのことはほとんど何もわからないのですが、彼女の踊るオデット/オーディールがまたステキでした。
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美しい舞台を堪能して、幸せな気持ちで帰路に着きました。
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ミュージカル 「Allegiance(アリージャンス)」

最近ニューヨークでは面白そうなミュージカルがたくさんリリースされていて観たいものが多いのですが、その中で是非観ておきたかったのが「Allegiance(アリージャンス)」でした。

Allegeance 1

この作品は第二次世界大戦中のアメリカが舞台。

大戦中に強制収容所に入れられた日系アメリカ人や日本人移住者の家族をテーマにしたミュージカルです。

私はアメリカに来るまで、第二次世界大戦中に日系アメリカ人や日本人移住者の方たちが、アメリカで強制収容所に入れられていたという事実を知りませんでした。

私はアメリカでの生活のほとんどを東海岸で過ごしていますが、早くから日本からの移住者が住み、第二次世界大戦中にはすでにアメリカ生まれアメリカ育ちの日系人も数多くいた西海岸では多くの方が強制収書所に送られたこともあり、東海岸よりも西海岸のほうがこの事実が語り継がれ、認知度や理解度も大きいと感じています。

この作品のプロデュースをし、自らも出演しているのがジョージ・タケイ氏です。

ジョージ・タケイ氏といえば”Star Trek(スター・トレック)”のSuluですよね。
George Takei

本作はジョージ・タケイ氏の体験をもとにつくられた作品。タケイ氏は5歳の誕生日を迎える直前から約3年にわたり収容所で生活されたのだそうです。

2012年にサンディエゴでこの作品が上演された後、今年11月はじめにブロードウエイの上演に至りました。

ストーリーは、

第二次世界大戦中、日系3世のサム・キムラは家族と共にワイオミング州の強制収容所に送られます。
Allegeance+4_convert_20151129062219.jpg

「日本人を先祖にもつ」という理由で収容所に送られた人びと。

でも理由はひとつでも、受ける思いは人それぞれ。

日本からアメリカに移住した人たちは、日本人という気持ちが強く残っている。もしくは二つの国の狭間にたち、心が揺れたり、どちらにも転ぶことが出来ずにいたり。

またアメリカで生まれ、アメリカ人として育ってきたサムのような日系人は、自分のことをアメリカ人だと思っている。自分の祖国が手のひらを返したような仕打ちにとまどい、アメリカへの愛国精神を証明しようとする。

さまざまな人々の思いの中で、祖国に対する思い、苦境を支えた”我慢”の心、家族や恋人に対する”愛”、そして”赦し”の心がミュージカルを通して語られています。
Allegeance 7

アメリカの黒い歴史がテーマであり、下手すると暗~い内容になりがちなのですが、この作品の根底に流れているのは、事実を知り、このようなことが二度と起こらないようにすること、そしてこれから生きる人々がさらによい人生を送ることができることへの思い。

この基軸がしっかりとしているから、作品を観た後、ど~んと落ち込むようなことはなく、さらにもっといい日々を過ごしていこうという元気がでてくるように仕上がっているように感じました。

またジョージ・タケイ氏ご本人が、主人公サムの現在と、収容所時代のサムのおじいちゃんとして登場しているのですが、おじいちゃん役ではともすると緊張感走る場面でも、その存在が場を和ませてくれてくれました。
Allegeance 3

私の場合、アメリカ在住歴のほうが日本在住歴をはるかに上回るようになってしまったのですが、それでも自分は日本人だと思っています。でもいろんな意味で、私はたくさんアメリカに影響を受けていますし、日本に住む日本人の方から見たら、ちょっと感覚がずれている、と感じられるかもしれません。

そしてアメリカに税を納め、ここで心地よい生活をしています。

ところがある日を境に、自分のルーツが理由で罪人のように収容所に送られることになったとしたら、どう思うだろうか、と考えると、きっとアメリカに裏切られた気持ちになるんじゃないか、と。

その思いは、日系アメリカ人としてアメリカで生まれ育った人たちにとっては、アメリカが自分の国であるのだから、もっと強いものがあったのではないか。そんなふうに感じました。

このミュージカルの中でも、サムのように自分はアメリカ人であるということを証明しようとする者、日本人、日本人をルーツとすることに誇りを持っている人など、いろいろな思いを持った人たちが出てきます。思いは人それぞれで、その人の生い立ちなどによって変わってきます。

その思いのどれをとっても、その人たちにとっては真実で、曲げることはできない信念なのだけど、それが原因で家族の心が離れ、バラバラになっていってしまったり。
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ミュージカルのタイトル”Allegiance”は忠誠という意味があるのですが、この言葉は国家や自分のまわりの大事な人たちへ向けてもあるのですが、自分の思いに対しても、忠誠であることが必要な訳で。。。

そこでバラバラになってしまった心の行く末に出てくるのが”赦し”の心なんですよね。。。


この作品は日本人として、しかもアメリカに住む日本人として、このテーマの作品は観ておくべきだな~、と思い、このミュージカルを観に行ったのですが、やっぱり行ってよかったな~、と思いました。

ところで、この作品に興味を持ってからジョージ・タケイ氏のこともいろいろ知るようになりました。

アメリカ先住民、公民権運動、同性愛や性的マイノリティ、女性の職業差別開放など、多岐にわたる人権活動もされている方だったのですね。そんなことからも彼の人柄やこのミュージカルを通して人に伝えたい思いなどが感じられたのでした。

Allegiance
Longacre Theater
220 West 48th Street
New York, NY

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宮沢りえさん「海辺のカフカ」

私のブログではおなじみ、毎夏の風物詩となっている「リンカーンセンター・フェスティバル」。

世界各国からダンス、演劇、オペラなど厳選された演目が一同に集まり、約3週間パフォーマンスを繰り広げられるフェスティバルですが、今年も観たいものがいくつかありました。

でっ、でも。。。

今年は忙しかったので、行けた演目はただ一つ。。。

でも発表があってから絶対に行く気満々でいたのが「海辺のカフカ(Kafka on the shore)」。

それは"蜷川幸雄"さんの舞台だったから!!

5年前、同じくリンカーンセンター・フェスティバルで蜷川さんの「ムサシ」を観て、その舞台にものすご~く感動したのだけれど、また蜷川さんの舞台が観られる!ということで、早々にチケットを買って、その日をとても楽しみにしていました。

また今回のキャストには宮沢りえさんや藤木直人さんも含まれ、それも楽しみのひとつでした。

さらに原作は村上春樹さん。

実は村上春樹さんの作品は数冊しか読んでいない私。観劇前に読んでおこうかな~、と思ったのですが、なんか今回は劇を観た後に読んだほうがいいような気がして、ざっくりとあらすじだけ読んで舞台を観に行きました。


で、舞台はどうだったかというと、ものすご~くよかったです。

できることなら何度も観たかった!

村上春樹さんの世界って、いろんなストーリーが絡み合い、現実と非現実の世界が曖昧で、どこからが現実でどこからが非現実の世界かわからなくなって、自分の内側をえぐりとられ目の前に突きつけられるようなセリフがあったりしても、非現実さからか、そんな鋭いシーン(言葉)でも、どこかオブラートに包まれたような感じであったり、本来ならグサッと来るようなシーン(言葉)でも、なんかサラリと受け入れることができたり心からスルリと通り抜けてしまったり、不思議な感覚を伴うのだけど、

今回の蜷川さんの舞台では、そんな村上春樹さんの世界が見事に舞台で表現されていました。

日本を代表する二人の大天才が作り上げた世界は、Amazingでした。(こんなチープな言葉しか出てこない。。。)


ストーリーは、

主人公のカフカは、15d歳の誕生日に父親と住む家をでる。

向かったところは四国で、そこにある甲村図書館で、司書を務める大島さんや佐伯さんと出会う。
Kafka 5

東京に住むナカタさんは、猫と会話ができる不思議な老人。補助金と迷い猫の探索で生計を立てている。

Kafka 1

この一見接点のないストーリーが、徐々に重なっていくのですが。。。


この舞台でまず特記したいのは舞台の演出。

様々な大きさの四角いアクリルケースの中に、カフカの部屋や、駅や、森や、トラックや、図書館があり、これらのアクリルケースが舞台の場面ごとにくるくる回り、舞台が展開していきます。

Kafka 2

AL君なんかオープニングのあの音と喧噪と自動販売機で、"東京だ~"と思った!なんて言っていました。

そしてそのアクリルケースの中には、役者さんが入って登場したりもします。

Kafka 4

宮沢りえさんがアクリルケースに入って出てくるシーンなんて、最初蝋人形かと思っちゃいました。。肌は白く陶器のようだし、こんなちっちゃいアクリルの中に納まるなんて、ホントにお人形みたい。

アクリルケースに入って出てきたた佐伯さん(宮沢りえ)も、ある意味象徴的なものなんでしょうね。


舞台では、それこそ"はっ"とするような言葉があちらこちらにちりばめられて、でもそれがサラリと語られ次のストーリーへと次から次へと移り進んでいきます。

まるで目の前にキラキラ光る形の違ったダイアモンドが次から次へと出されては消え、出されては消えていくかのよう。

だからあんまりセリフを覚えていられないのだけど、

カフカは家を出た理由を、

「そこにいると、自分があとに引き返せないくらい損なわれていくような気がした」

「自分があるべきでない姿に変えられてしまう」

といいました。

またナカタさんは、

「ナカタの役割はただ、今ここにあります現在、ものごとをあるべきかたちにもどすことであります」

「私たちはそろそろここを去らなくてはなりません」

といいました。

自分が自分であることを感じられなくなるギリギリのところで、自分の置かれている状況から飛び出したカフカ。

そして今ならまだ引き返して力強く生きていくことができる、と、生きることの選択を促されます。

そして、最後、カフカは佐伯さんに、こう言います。

「もし僕にそうする資格があるのなら、僕はあなたをゆるします」

Kafka 3


あ~、もう切り口満載で、一度舞台を観ただけじゃ、なんと書いていいのかよくわかりません。

でも本当にセリフが生きていて、ドキッとする言葉が多く、またそれを語る役者さんたちがすばらしかったです。


役者さんといえば、宮沢りえさん、美しかったですが、それだけじゃなく、存在感があるのだけど、佐伯さんの繊細さと儚さが見事に表現されていました。宮沢りえさんってすごい役者さんだと認識しました。

カフカ役の古畑さんはこの役が舞台デビューらしいのですが、カフカという"少年のどこへ行くのかわからない感じ"、がマッチしていてはまり役のように感じられました。

藤木直人さんも、話が進むにつれ、なぜ彼がこの役に配役されたのか、なるほど!と思いました。

そして特筆したいのはナカタさん役の木場勝己さん。ナカタさんがあれほどストーリーをひっぱっていったのは、もうこの方がナカタさんを演じたからでしょう。たぶん原作を読んだら、あのナカタさんをそのまま思い浮かべるんだろうな、と思うほど、ナカタさんでした。

それから星野さん役の高橋さんも個人的には好きだったなあ。

とにかく役者さんが勢ぞろいでした!

うまくまとめられなかったけど、とっても楽しめました。

最後はスタンディングオベーション。キャスト全員がそろいBowを何度かした後、一番最後そでに戻るところで、宮沢りえさんと古畑さんが二人だけでそでのところでおじきをしたところ、"ヒュ~ッ"と誰かが口笛をならしました。それに反応して嬉しそうにニコッとされた宮沢りえさんの笑顔が印象的でした。

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渡辺謙さんのミュージカル 「王様と私」

発表があってから、とっても楽しみにしていたミュージカル「王様と私 (King & I)」

それは王様役を"渡辺謙さん"が演じると聞いていたから。

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私はあまり日本の俳優さんは知らないのですが、彼は別格。大好きな俳優さんです。

その渡辺謙さんはもともと舞台出身ではあるのですが、今回初のミュージカルに挑戦。しかもブロードウェイ・デビューとなれば、行かないわけにはいかないでしょう。

ミュージカル「王様と私」は1951年にブロードウェイで初演されたもの。

そして王様役を演じたユル・ブリナーの当たり役となったのがこの作品。映画化された「王様と私」では、王様演じるユル・ブリナーはアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。

ストーリーは1860年代のバンコク。シャム王国の王子たちの家庭教師として派遣されたイギリス人女性アンナと、シャム王の交流の物語。

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今回このミュージカルが上演されるのはリンカーンセンターにあるビビアン・ビューモント劇場。

この劇場で上演されるミュージカルは上質なものが多く、数年前に再演された「サウスパシフィック(南太平洋)」も確かここで上演されていました。

ミュージカル「王様と私」は、3月12日にプレビューがスタート。本公演が始まるのは4月16日からです。

私が行ったのは4月4日。まだプレビュー(お試し)期間。

なので本公演に向けて、これからも必要なところは修正されるので、本公演の初日まではマスコミも評価を報じません。本公演が始まってどんな評がでるかはわかりませんが、私が見た感じではかなり完成度が上がってきているんじゃないかな~、と感じました。

さすがリンカンセンターとあって、セットは豪華。

主演のアンナ役のケリー・オーハラはさすがベテラン女優さんで安心した安定感と存在力がありました。(多分彼女はこの役でトニー賞にノミネートされるんじゃないかと思います)

そして肝心の渡辺謙さんですが。。。

このミュージカル、セリフが本当に多いんですよ。歌とセリフと半々くらいって感じでしょうか。

しかも王様はもちろん主役なのでセリフが満載。

役者はセリフがしゃべれて当然、なのでしょうけど、母国語じゃない言葉をあれだけ覚えて話すのって本当に大変だと思います。

しかも謙さん、今55歳だそうで。

年齢じゃないんだよ。 と、言われそうですが、やっぱり語学って若いときに習得するのと年を重ねてからするのとではものすごい差がある、と感じています。

そんな中、ブロードウェイでデビューされることを選んだ渡辺謙さんってすごいと思います。

英語のセリフもこなし、笑いもとってました。

ブロードウェイでは映画俳優、女優さんもよく舞台に立つんですが、映画ではものすごい映えるのに、舞台ではパッとしない、っていうことが多々あります。

でも渡辺謙さんって、日本人にしては体格もいいじゃないですか。それに存在感のある人です。

だから王様の役にぴったりで、存在感もあるし、傲慢で頑固で、でも本当は弱い心も持つ王様を好演していました。

アンナとのダンスのシーンは圧巻!
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いやぁ、ブロードウェイでこんなに長いこと舞台に立つっていうことは、本当にすごいことだと思うんです。

謙さんすごいっ。

この作品は前出にも書いたけど、映画になっていて1956年版のデボラ・カーとユル・ブリンナー版はこの年代の人はよ~く知っている作品です。なのでそれと比べる人も多いかもしれないけど、私はとても楽しめました!

そしてもう一度いいます。

謙さんすごいぞっ。


あともう一つ特記しておきたいのは、キャストのこと。この作品はタイの国のお話です。なのでキャストはアジア系の人が殆どです。2世、3世のアジア系の子供たちも沢山いるご時世。こんなにアジア系の俳優さんたちがいて、層が厚くなっているとはすごいことだな~、と思いました。


さてさて、この映画版「王様と私」はAl君のお母さんの大好きな映画だったそうです。

私が「王様と私」を観に行く!って言ったら、Al君がそう話してくれました。で、Al君のお母さんは映画版のアルバムを持っていたそうです。

それを聞いたので、私たちは映画版のCDを買ってAL君ママのお見舞いに行きました。以前にも書きましたがAL君ママはアルツハイマーで、ケアハウスで暮らしています。

でね、AL君ママに、私たちがこのミュージカルを今度観に行くんだ~、と伝え、CDをかけたんですよ。

そうしたら、最初の曲が流れたところで、うつろだった目がパッと輝きました。

そして"Getting to Know You"や"Shall We Dance"など有名なナンバーでは一緒にハミングをしてました。

この曲がわかったんです。

このメロディが彼女の脳を刺激して思い出したんですね。

音楽の力ってすごいと実感したのでした。

そんなこともあって、私にとっては忘れられないミュージカルとなりそうです。

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ボリショイバレエ 「スパルタクス」

ここ数日忙しい毎日を送っていて、なかなかブログの更新もできずにいました。

。。。とはいうものの、リンカーンフェスティバルただ中なので、ボリショイバレエ「スパルタクス」を週末に観てきました。

今年のフェスティバルの演目がアナウンスされた直後、友人のデイビッドが絶対に観に行け!とうるさかった お勧めしてくれたのがコレ。(で、チケットを取ったら「白鳥の湖」は観ないのか?ってしつこく言われて(私は「白鳥の湖」を観に行こうと思っていたのに、デイビッドがお勧め!って断言するから「スパルクタス」を取ったのに)、やっぱり「白鳥の湖」も行くもとにした、っていきさつがありました(笑)。

まっ、そんなことはどうでもいいのですが、私はバレエの知識は皆無なのですが「ボリショイ」らしいバレエがコレだ!と言われたのでとても楽しみにしていました。

*************

このバレエ、「白鳥の湖」とは全く異なる演目でした。

観に行ってよかったです。こんなバレエもあるのですね。

ローマに対し反乱を起こした男「スパルタクス」の話なのですが、とっても雄々しいバレエでした。

「白鳥の湖」は優雅で美しい世界なのですが、「スパルタクス」は男性的で血なまぐさいストーリー。
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(スパルタクスがDenis Rodkinの日で観ました)

なんですが、バレエとなると、その血なまぐささがエレガントな表現になるのです。戦いのシーンなんかも、動きにムダがなく美しくなっちゃう。いかんいかん。戦いが美しいなんて、って思っても、ボリショイバレエのダンサーの手にかかると、アートになっちゃうんですね。

とにかく最初から最後まで、飛ぶ、回る、跳ねる、飛ぶ、回る、跳ねる、の繰り返し。

特に男性の群舞シーンが力強く、圧倒的なパワーに溢れていました。

そしてハチャトゥリアンのメロディが、グングンと聴衆の心を掴んでいきます。
ボリショイのオーケストラも素晴らしい。
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ひゃ~っ。

こんな男っぽいバレエを観たのははじめてです。

とてもパワフルで圧倒的な舞台でした。

「白鳥の湖」だけでなく、「スパルタクス」も観たのは正解でした。

ロシアのオペラって群衆のシーンがとても力強くキーポイントなのですが、バレエもしかり。そんなところもロシアを代表するバレエにつながるんですね。

でもオペラだったらドロドロ(しかもダラダラと(笑))した世界になるところを、バレエにすると同じ題材を使っても美しい(しかも簡潔でサクサクッとストーリがすすむ)世界に変わっちゃう。

そんな違いが観ていて面白かったです♪ 


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テーマ : バレエ
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マンハッタンを眺めながら、ニューヨークの出来事、映画、音楽、おいしいもの、旅の話などを徒然と綴ります。

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