2014.02.28(金)
私たち6人を乗せたラングルは、汽車の墓場、お土産屋さんを観光した後、ウユニ塩湖へ向かいました。
道中のメンバーの会話:
「今ボリビアは雨季って知ってた?」
「だけどこの時期だけウユニ塩田には雨水が溜まってリフレクション(鏡張り)が見られるってガイドブックに書いてあったよ」
「見られるといいね~」
私:
「もう私は3回もウユニのリフレクションを見たよ。(...と写真を皆にみせる)」
ここでわかったことは、日本人が大好きなウユニ塩湖の鏡張りは、日本人以外にはそれほど知られていなくて、それをピンポイントで観に来る人は少ないってこと。
私以外のこのツアーのメンバーは皆、たまたまこの時期にウユニに来ていて、ウユニ塩湖を見るのはこのツアーで見る1回だけってことがわかりました。
ウユニの朝や夕日、星空を見よう!なんてことは露にも思っていないらしい。
この日のウユニ塩湖は水が随分なくなっていていました。

それでもこの絶景を今日はじめて見たメンバーは皆感動していました。
で、早く車から降りたくて、そわそわしています。
私に「どの辺に行けばそんな写真が撮れるの~?」と聞くので、「もうしばらく奥まで行ったほうがきれいな場所があるよ」と教え、ドライバーさんもそのつもりだったようなのですが、一人が「もうここで十分きれいだから降りて写真を撮りたい!」と言い出して、止まることになってしまいました。
私はもう十分絶景を見ていて心残りがなかったので別によかったのですが、これがもし”最後の1回、いい景色を見たい!”なんていう気持ちで乗っていたら、ちょっと待った!っていうことになっていたかもしれません。
あ~、あぶなかった。
これは塩のかたまり。

塩のかたまりのある辺って、岸辺からかなり近い場所なんですね。
ウユニ塩湖のツアーに乗っていたときに、この辺に止まっている人や車を見て、彼らはなんでこんな近場に止まってるんだろう?って不思議に思っていたのですが、これは日本人専用チャーターツアー以外のツアーの人たちだったことがわかりました。
日本人専用チャーターツアーの場合は塩湖のかなり奥まで行ってくれるので、まわりに人はいないし、ドライバーさんはいいスポットを知っているので、でこぼこのない、フラットで写真がきれいに取れる場所にとまってくれます。それをこのツアーに乗って痛感しました。
それでもこの日も私たちが塩湖に降りた時には快晴で(塩湖に入る30分くらい前までは雨が降っていたのですが)、きれいな鏡張りを見ることが出来ました。



みんなでジャ~ンプ!

でね、私の写真みたいなことをしたい、っていうので、イボルーション(Evolution/進化)

なんだけど、この写真を撮ったらグループの写真は十分だったみたいで、グループ撮影はこれで終わり。欧米系の人はあっさりしています(笑)。
で、今度はトリックフォトを撮る!と言い出して、こんな写真を撮り始めました。


日本人のウユニ塩湖に対する情熱と費やす時間とは比べ物にならないほどあっさりしていて、写真をしばらくパチパチとったら、もういいよね~、って感じになりました。
このツアーに乗って学んだこと!
ウユニ塩湖で十分時間を取りたい方は、日本人専用のチャーターツアーにのるべき!!
一般的なウユニ一日ツアーはいろいろな会社から出ていますが、折角ウユニ塩湖まで来て、ウユニの入り口付近でちょこっと写真を撮っておしまいです。それでは勿体なさすぎ!
日本人専用のチャーターツアーだと、通常6~7時間のツアーでたっぷりウユニ塩湖を堪能できるし、塩湖のかなり奥まで行ってくれます。
いやあ、違いは聞いてはいたけれど、こんなに顕著な温度差があるとは、別のツアーに乗ってみないとわからないものです。
そのあと我々はウユニ塩湖内に建つ塩のホテル「プラヤ・ブランカ」へ行きました。

写真を見てもおわかりのように、この一帯は水がもうなくなっていました。

前日までは水が張っていたのに。
大雨が数日降り続けて、その後夜や明け方に雨がちょっと雨が降ったとしても、ほんの数日で干上がっちゃうのです。
それほどウユニの鏡張りはフラジャイルなのです。

ウユニ塩湖の鏡張り、って本当に繊細な、1年のうちほんのわずかな期間に起こる自然の奇跡なんだな~、と実感しました。

そしてその後我々は、ボリビア南部へ向けて車を走らせました。

驚いたことに、舗装道路はなし。一応道にはなっているのですが、ダートロードをひたすら走ります。(全行程そうでした)
この日の宿泊町。

人っ子ひとり歩いていませんでした。
じゃ~ん。ここがこの日のホテル。

必要最低限のものが揃っているだけのプリミティブなホテル。シャワーは1つあるにはあるけど、寒いしお湯が出るかわからないというシロモノ。
でね、じゃあ、この二つの部屋で寝てね、とドライバーさんに言われたのは、いわゆるドミトリー式。
2人の部屋と、4人の部屋に分かれる、っていうのです。

私たちは男3人、女3人。
で、女の子2人は、「私たちルーミィ(ルームメイト)だね~。」なんて言っています。
えっ。ちょっと待ってよ。じゃあ、私は男3人と一緒に寝るの~?
ぼーぜんとして部屋の前に立ち尽くした私。別にこの年でカマトトぶるわけじゃないけど、男女共同のドミは寝たことがない。ちょっと待ってよ~。
で、ど~しようか、と思った時に、言葉の方が先に出てました。
「私、男3人の中で寝るのはやだっ」(爆)
それを聞いた女の子のひとりが、
「あっ、あたしは男とよく一緒に寝てるから、じゃああたしがそっちで寝るわ~」
とあっさりと部屋を変わってくれました。
で、自分の言い方にゲラゲラと笑い出し、「おっ、男と一緒に寝る、ってそういう意味じゃなくって、ドミで男女共用の部屋で寝たことがある、っていう意味だからねっ」と言い訳し、真っ赤になっていました。かわいいっ。
これはですね、旅の前のIHキネシの効果だな~、って思いました。
「言いたいことをぐっとこらえてしまう」「いい人でいる」「頼る、甘えることができない」「自分をオープンにしない」
なんていうことを、旅の前日に手放してきたのです。
ここでこんな効果がもう出ました。
私が一言いわなかったことで、皆丸くすんだかもしれません。でも私は悶々としていたと思います。
で、一言いってみたところで、別にたいした問題じゃなかった。
な~んだ、こんなことなのか、って思いました。
言いたいことは言っても大丈夫なんだ。心が軽くなった思いです。
<おまけ>
って、小さなドラマがあったわけですが、この晩大雨が降りまして、雨漏りがしてきました。

で、各部屋のベッドに漏った雨が直撃し、使えない部屋が出てきました。
結局、部屋を変え、私は男2人、女2人の部屋に寝ることになりましたとさ。
この年で男女共用ドミ初体験をいたしました☆
一晩開けてみたらどおってことなかったです。ということで、また一つ出来ること(男女共用のドミでも平気で寝れること)が増えました。(笑)
********************
れれれっ。なにそれ。続きが気になる、って方は、ポチポチッと応援のクリックしていただけると嬉しいです♪

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道中のメンバーの会話:
「今ボリビアは雨季って知ってた?」
「だけどこの時期だけウユニ塩田には雨水が溜まってリフレクション(鏡張り)が見られるってガイドブックに書いてあったよ」
「見られるといいね~」
私:
「もう私は3回もウユニのリフレクションを見たよ。(...と写真を皆にみせる)」
ここでわかったことは、日本人が大好きなウユニ塩湖の鏡張りは、日本人以外にはそれほど知られていなくて、それをピンポイントで観に来る人は少ないってこと。
私以外のこのツアーのメンバーは皆、たまたまこの時期にウユニに来ていて、ウユニ塩湖を見るのはこのツアーで見る1回だけってことがわかりました。
ウユニの朝や夕日、星空を見よう!なんてことは露にも思っていないらしい。
この日のウユニ塩湖は水が随分なくなっていていました。

それでもこの絶景を今日はじめて見たメンバーは皆感動していました。
で、早く車から降りたくて、そわそわしています。
私に「どの辺に行けばそんな写真が撮れるの~?」と聞くので、「もうしばらく奥まで行ったほうがきれいな場所があるよ」と教え、ドライバーさんもそのつもりだったようなのですが、一人が「もうここで十分きれいだから降りて写真を撮りたい!」と言い出して、止まることになってしまいました。

私はもう十分絶景を見ていて心残りがなかったので別によかったのですが、これがもし”最後の1回、いい景色を見たい!”なんていう気持ちで乗っていたら、ちょっと待った!っていうことになっていたかもしれません。
あ~、あぶなかった。
これは塩のかたまり。

塩のかたまりのある辺って、岸辺からかなり近い場所なんですね。
ウユニ塩湖のツアーに乗っていたときに、この辺に止まっている人や車を見て、彼らはなんでこんな近場に止まってるんだろう?って不思議に思っていたのですが、これは日本人専用チャーターツアー以外のツアーの人たちだったことがわかりました。
日本人専用チャーターツアーの場合は塩湖のかなり奥まで行ってくれるので、まわりに人はいないし、ドライバーさんはいいスポットを知っているので、でこぼこのない、フラットで写真がきれいに取れる場所にとまってくれます。それをこのツアーに乗って痛感しました。
それでもこの日も私たちが塩湖に降りた時には快晴で(塩湖に入る30分くらい前までは雨が降っていたのですが)、きれいな鏡張りを見ることが出来ました。



みんなでジャ~ンプ!

でね、私の写真みたいなことをしたい、っていうので、イボルーション(Evolution/進化)

なんだけど、この写真を撮ったらグループの写真は十分だったみたいで、グループ撮影はこれで終わり。欧米系の人はあっさりしています(笑)。
で、今度はトリックフォトを撮る!と言い出して、こんな写真を撮り始めました。


日本人のウユニ塩湖に対する情熱と費やす時間とは比べ物にならないほどあっさりしていて、写真をしばらくパチパチとったら、もういいよね~、って感じになりました。
このツアーに乗って学んだこと!
ウユニ塩湖で十分時間を取りたい方は、日本人専用のチャーターツアーにのるべき!!
一般的なウユニ一日ツアーはいろいろな会社から出ていますが、折角ウユニ塩湖まで来て、ウユニの入り口付近でちょこっと写真を撮っておしまいです。それでは勿体なさすぎ!
日本人専用のチャーターツアーだと、通常6~7時間のツアーでたっぷりウユニ塩湖を堪能できるし、塩湖のかなり奥まで行ってくれます。
いやあ、違いは聞いてはいたけれど、こんなに顕著な温度差があるとは、別のツアーに乗ってみないとわからないものです。
そのあと我々はウユニ塩湖内に建つ塩のホテル「プラヤ・ブランカ」へ行きました。

写真を見てもおわかりのように、この一帯は水がもうなくなっていました。

前日までは水が張っていたのに。
大雨が数日降り続けて、その後夜や明け方に雨がちょっと雨が降ったとしても、ほんの数日で干上がっちゃうのです。
それほどウユニの鏡張りはフラジャイルなのです。

ウユニ塩湖の鏡張り、って本当に繊細な、1年のうちほんのわずかな期間に起こる自然の奇跡なんだな~、と実感しました。

そしてその後我々は、ボリビア南部へ向けて車を走らせました。

驚いたことに、舗装道路はなし。一応道にはなっているのですが、ダートロードをひたすら走ります。(全行程そうでした)
この日の宿泊町。

人っ子ひとり歩いていませんでした。
じゃ~ん。ここがこの日のホテル。

必要最低限のものが揃っているだけのプリミティブなホテル。シャワーは1つあるにはあるけど、寒いしお湯が出るかわからないというシロモノ。
でね、じゃあ、この二つの部屋で寝てね、とドライバーさんに言われたのは、いわゆるドミトリー式。
2人の部屋と、4人の部屋に分かれる、っていうのです。

私たちは男3人、女3人。
で、女の子2人は、「私たちルーミィ(ルームメイト)だね~。」なんて言っています。
えっ。ちょっと待ってよ。じゃあ、私は男3人と一緒に寝るの~?
ぼーぜんとして部屋の前に立ち尽くした私。別にこの年でカマトトぶるわけじゃないけど、男女共同のドミは寝たことがない。ちょっと待ってよ~。
で、ど~しようか、と思った時に、言葉の方が先に出てました。
「私、男3人の中で寝るのはやだっ」(爆)
それを聞いた女の子のひとりが、
「あっ、あたしは男とよく一緒に寝てるから、じゃああたしがそっちで寝るわ~」
とあっさりと部屋を変わってくれました。
で、自分の言い方にゲラゲラと笑い出し、「おっ、男と一緒に寝る、ってそういう意味じゃなくって、ドミで男女共用の部屋で寝たことがある、っていう意味だからねっ」と言い訳し、真っ赤になっていました。かわいいっ。
これはですね、旅の前のIHキネシの効果だな~、って思いました。
「言いたいことをぐっとこらえてしまう」「いい人でいる」「頼る、甘えることができない」「自分をオープンにしない」
なんていうことを、旅の前日に手放してきたのです。
ここでこんな効果がもう出ました。
私が一言いわなかったことで、皆丸くすんだかもしれません。でも私は悶々としていたと思います。
で、一言いってみたところで、別にたいした問題じゃなかった。
な~んだ、こんなことなのか、って思いました。
言いたいことは言っても大丈夫なんだ。心が軽くなった思いです。
<おまけ>
って、小さなドラマがあったわけですが、この晩大雨が降りまして、雨漏りがしてきました。

で、各部屋のベッドに漏った雨が直撃し、使えない部屋が出てきました。
結局、部屋を変え、私は男2人、女2人の部屋に寝ることになりましたとさ。
この年で男女共用ドミ初体験をいたしました☆
一晩開けてみたらどおってことなかったです。ということで、また一つ出来ること(男女共用のドミでも平気で寝れること)が増えました。(笑)
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