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メトロポリタン美術館のお勧め特別展

今シーズン、メトロポリタン美術館も素敵な特別展が目白押しです。

まずはずせないのが「バルテュス 猫と少女(Balthus: Cats and Girls - Paintings and Provacations)」。

今回の特別展はタイトル通り、猫と少女の絵が中心となっています。

少女のシリーズは、顔は幼いのに大胆で挑発的なポーズで私たちを見据えているものが年代ごとに展示されていました。
Balthus 1

Balthus 2

私は彼の作品を観るといつも”Solitude(孤独、一人ぼっち)”って言葉が浮かんでくるのですが、猫シリーズのバルテュスの絵では珍しい(?!)笑った顔の猫ちゃんがほほえましかったです。こんな絵も描かれていたんですね。

猫シリーズでは、ニタ~ッと笑った猫と、この作品が気に入りました。
Balthus 3

なかなか彼の作品をまとめてみる機会がないので、レアな特別展だと思います。興味のある方は是非どうぞ。

っと、今知ったのですが、来年日本でもバルテュスの大きな特別展があるようですね。(東京と京都で開催されるそうです)

(2014年1月12日まで。)


折角メトに行くのであれば、その他お勧めなのがいくつかあるので記載しておきます。

まずは「Interwoven Glove:The Worldwide Textile Trade 1500-1800」

バルティスの特別展のすぐ側だったのでふらっと入ったのですが、これがとてもよかった!

300年に渡る世界のテキスタイルの展示なのですが、お勧めです!!
20130913_TEXTILES-slide-AQTR-articleLarge.jpg

ヨーロッパ、北南アメリカ、アジア、インド、と世界中のテキスタイルが大集合。

「メイド・イン・チャイナ」でないものを探すのが難しいこの頃。アパレルもしかり。

今は「メイド・イン・チャイナ」というと安かろう悪かろうなイメージがありますが、ちょっと昔は「メイド・イン・チャイナ」のエキゾチックで凝った刺繍がふんだんとほどこされていて豪華で華美なテキスタイルを使って作ったドレスは、贅沢品の象徴だったのですね。

そんなメイド・イン・チャイナのテキスタイルが展示されている脇に、同じくメイド・イン・チャイナの織物でつくられた豪華なドレスが展示されていたりします。布そのものもものすごく凝っているのですが、さらに細かいディテールにこだわったドレスはアートそのもの。ため息ものです。今同じものを作ったら、それこそどのくらいの時間がかかるんだろう、値段もものすごいことになりそう、なんて下世話なことが頭をよぎりました(笑)

こんな昔から貿易が行われ、各国のテキスタイルが行き交っていたなんて、今とかわらないじゃん! でも陸路を使い、航路を使い、今よりずっと時間をかけていろいろなものが世界を行き来していたんだと考えるだけでロマンを感じます。展示数も多く、見ごたえたっぷり。もしこの時期メトに行かれるなら是非足を運んでください。

(2014年1月5日まで)


それからもう一つ。「新羅:韓国の黄金王国(Silla: Korea's Golden Kingdon)」

むか~し世界史で、”百済、高句麗、新羅”の3国が朝鮮半島の栄えていて、7世紀には半島を統一、な~んてことを学びましたが、今回はその時代の新羅の古墳から出土した作品など、130点が展示されています。

韓国の美術品ってなかなか見る機会がなかったので、これも私にとってはレアな体験。

特別展の入り口には、大きなスクリーンに古墳が映し出され、中に入ると映像でこの古墳がどのように出来ているかを説明しています。

黄金の出土品なども興味深いですが、私の目をうばったのはこの方。
Shilla.jpg

金銅弥勒菩薩半跏思像。

慈悲のあるおだやかな顔つき。みているだけで心が落ち着き慈悲に包まれるような気がします。

(2014年2月23日まで)

その他にもたくさん特別展が開催中のメト。見所満載です。

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テーマ : 絵画
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Re: タイトルなし

こんにちは。

「バルテュス」は、来年日本でも大きな展覧会があるようですので、TVなどで目にする機会があるかもしれないですよ~。2番目の奥さんが日本人なので、日本に馴染みのある方なんです。

> さくらさんの言われるように、少女が幼いのに大胆で、映画のローリタを思い出してしまいました。
バルテュスご自身は自分はロリコンではない、とおっしゃっているそうですが、少女のもつ女の部分とかに美を感じるんでしょうね。

> メイド・イン・チャイナ、旅番組で見たのですが、大昔は中国からの柄や刺繍やフリンジなどが素晴らしく、それがヨーロッパなどに人から人に伝わったと聞き、驚きました。
そうなんです!それをまさにこの特別展で取り上げていました。細かい刺繍や大胆な柄など、本当に美しかったです!

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