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ニューオリンズ - おいしいもの編(その2)

ニューオリンズ料理といえば、クレオール料理とケイジャン料理があげられます。

ん、でも、クレオール料理とケイジャン料理ってどんな料理?と言われると説明するのはちょっと難しい。

というのは、この違いを語るには、この地の歴史が切っても切り離せないから。

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17世紀のはじめ、フランス人の入植者がニューオリンズにやってきました。環境はかなり厳しいものだったものの、魚介類は豊富で、しかも先住民族がもたらすスパイスが加わり、独特な料理が育まれました。

1763年にスペイン領となり、カイエンペパーやサフラン、コメ料理が伝わりました。

その後18世紀末のフランス革命時にフランス本土やカリブ海からフランス人がこの地にやってきて、この土地の食材にブイヤベースやコンソメなどを加え、さらにカリブ海からフランス人上流階級と共にやってきた黒人奴隷たちのスパイスのきいたアフリカ料理のエッセンスなども加わり、フランス、スペイン、アフリカ、アメリカ先住民族の味がミックスされて、貴族的な調理法で磨かれたのが、クレオール料理。

一方、ケイジャン料理は、17世紀初頭にフランスからカナダ東部のアケイディア(現在のノバスコシア)に入植したカトリック教徒の農民たちが、18世紀半ばにイギリス領になったため追放され、たどり着いたのがニューオリンズで、そこでフランス風田舎料理を育んだもの。

とはいえ、この二つの料理は明確な区別をつけることはとても難しい。

強いて言うなら、クレオール料理はフランスやスペインの流れをくんでいて、植民地時代の支配階級のお料理。バターやコンソメ、ルーなどを加え、地元の食材やスパイスを使って高級フランス料理の手法で調理したもの。

ケイジャン料理は、労働者の料理、もしくはフランス風田舎料理といったところ。小麦粉とオイルを煮詰めたブラウンソースがベースで、効果なスパイスやハーブの代わりに唐辛子を使ったスパイシーさが特徴。

ってところでしょうか。

ところで、クレオール料理とケイジャン料理の素材は、エビ、オイスター、ソフトシェルクラブ、ナマズ、ザリガニ、カメなど魚介類が豊富に使われ、そしてお米もよく使われます。

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さてさて、ウンチクはこの辺までにして、”ニューオリンズのおいしいもの編”の続きです。

後でもう一度この辺の話は書きますが、フレンチクォーターからちょっとはずれたところにある”フレンチマン・ストリート”にあるお店。
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ここは雰囲気といい、ウエイターさんのサービスといい、カジュアルで気さくなんだけど、とっても素敵なお店でした。
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私のテーブルをサーブしてくれたウエイトレスさん。
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ここのウエイター、ウエイトレスさんは皆さん黒のパンツに白いシャツ、ハデなネクタイに、イキな帽子をかぶってカッコよくきめています。

コーンブレッド。
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トウモロコシをひいた粉を使って焼いたパン。ちょっと水分が少なくてボソボソとしているのですが、ほんのりとした甘味があって、噛めば噛むほど口の中においしさが広がるお味です。

Stuffed Crab Plate カニの身がギッシリと詰まったカニの甲羅揚げのようなもの。
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カニの身がこれでもか~っ、てくらいギューギューに詰まってました♡ 付け合わせはMac and Cheese(マカロニチーズ)とカラードグリーン。

こちらはこのお店の名物ミートローフ。
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ここのミートローフはニューオリンズ料理らしく、スパイスがピリリときいて、ピリ辛。そのピリ辛さが刺激的で、ついつい箸が(フォークが)すすみます。

今回のニューオリンズでは、個人的にここのレストランが一番気に入りました。


この他にも魚介類(揚げたのが多い)がフランスパンにたっぷり詰まったサンドイッチ”ポーボーイ”、魚介類やチキンなどが入ったスープ”ガンボ”、手のひらほどのでかいサイズの”オイスター(生ガキ)”、オイスターにミンチした野菜をバターやソースで調理しパン粉とパルメザンチーズをのせて焼いた”オイスター・ロックフェラー”、カメの身の入った”タートル・スープ”、そうそう、ケイジャンのスパイスがきいた”スペアリブ”も捨てがたい。

...と今回紹介しきれなかったほど、この土地の食べ物はたっくさんあります。

折角この地に行くのであれば、最低3泊は必要かも。でないと食べたいものが食べきれません。それほどおいしいもの満載なのがニューオリンズです(笑)。


ニューオリンズで有名なカクテルというと、ラムベースの甘いカクテル”ハリケーン”があります。

が、甘いお酒は好きでないので、今回はパスしたのですが...

バーボンストリートと並行しているロイヤルストリートにある老舗ホテル、「ホテル・モンテレオーネ」。
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このホテルの中には「メリーゴーランド」をそっくりそのまま店内に持ってきたバーがあります。
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写真ではちょっとわかりずらいかもしれませんが、テーブルカウンターがぐるぐる回り、聞いたところ15分で一回転するのだそうです。

そこでスッキリさわやかなカクテルを1杯飲みました。
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蒸し暑い夜に、スッキリと爽やかなのど越しのカクテル♡ 大人の夜にピッタリな一杯でした。


The Praline Connection
542 Frenchmen St,
New Orleans, LA 70116
(504) 943-3934

Carousel Bar & Lounge
(Montereone Hotel内)
214 Royal St, New Orleans, LA 70130
(504) 523-3341

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独立記念日の連休ただ中。昨日は一日ゆっくりしたのでかなり元気になりました。ポチッを押していただくともっと元気になります(笑)。

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Re: No title

NY時間でこんばんは。

お料理にも、その土地の歴史や人々の足跡があらわれているのですよね。

レストランもホテルのバーも古さと新しさが上手く融合した感じでとてもいい空間でした。

でもニューオリンズってアメリカに住んでいてもアクセスが難しいんですよね。ニューヨークからでも、直行便が一日に数本しかないのです。こちらに住んでいても後回しになっちゃって、なかなか行けない場所だったりします。ましてや日本からだとわざわざニューオリンズまで足を運ぶのって、ちょっと大変ですよね。

おいしい料理をはじめ、音楽やアートに溢れていて、本当に素敵な街なので、少しでも多くの人にこの魅力を知っていただければいいな~、と思っています。


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マンハッタンを眺めながら、ニューヨークの出来事、映画、音楽、おいしいもの、旅の話などを徒然と綴ります。

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