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アメリカ絵画の アンドリュー・ワイエスの美術館

先週末、フィラデルフィア郊外へ行ってきました。

目的のひとつは東海岸出身のアメリカ画家”アンドリュー・ワイエス”の美術館「ブランディワインリバー美術館」へ行くこと。

なかなか彼の作品をまとめてみる機会がなかったので楽しみにしていました。

美術館はしっとりとしたモダンな造り。
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ちょうど工事中だったのですが、カフェから見える景色が緑豊かで美しく、アンドリュー・ワイエスの絵の中にいるような景色でした。
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館内は3階あり、
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内装はすっきり。
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アンドリュー・ワイエスの作品は3階の2室に展示されていました。

残念ながらアンドリュー・ワイエスの作品は撮影禁止だったので写真はないのですが、彼らしい自然を主体としたどこか寂寥とした感じな作品がずらりと展示されていました。

水彩画だけでなくテンペラ画も描いていた彼。

とてもディテールに凝っていて、ちょっと鬱蒼とした暗い孤独感を感じさせるような絵を描くのですが、美術館の外に広がるペンシルバニアの深い森を見ると、なぜ彼の作品がそうなったのかを垣間見るような感じがしました。

彼の描く作品の色使いが素晴らしく、同じ色の中でもさまざまな色調が描かれていて、リンとした空気感が漂ってきます。

ググってみたら、展示されていた作品がでてきたのでアップしてみます。こんな作品が展示されていました。
Andew Wyeth 1

ヌードなども彼は描いていたのですね。
Andew Wyeth 2

見つかったのはこの二作だけ。ここの美術館では時折作品を替えて展示するそうなので、行くたびに違った作品に出会えるようです。


アンドリュー・ワイエスは彼の父親から絵画を学び、彼の兄弟や息子も画家で、アート一家。その兄弟の作品や、お父さんの作品も展示されていました。

彼のお父さんのN.C.ワイエスはイラストレーターで、本の押絵を描いていたのですが、その押絵の作品が多数展示されていました。

「宝島」の押絵シリーズが多数展示されていたのですが、どれも臨場感のある絵で、作品を観るだけで、その絵の前後の話がわかる、というか、絵から人々が出てきそうな、そんな絵でした。
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その実際の本がギフトショップに並んでいました。
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お父さんの作品が圧倒的で、深く感動しました。

本の押絵とはいえ、一枚いちまいものすごく丁寧に描かれていて、想像力を掻き立てます。この一連の絵は、今も「宝島」の本や舞台の参考になっているそうで、納得の力作でした。


さて、私たちが行ったときに行われていた特別展「Charles Burchfield」。

全くこの人のことを知らなかったのですが、折角なので覗いてみました。

それがですね。

年代を追って彼の作品が展示されていたのですが、後半の作品郡をみて、目がパチクリとしてしまいました。

彼はある時 "walking under the trees, I felt as if the color made sound (木の下を歩いていたら、色が音を出しているように感じたんだ)"そうで、そのあたりから彼の絵がガラッと変わります。

どんな作品になったかというとですね、こんな作品です。
Burchfield 1

ちょっ、ちょっと。この人、見えてましたね。

木のオーラや、音のバイブレーション(波動)が、この人見えていたに違いない、です。

蝉の鳴き声、鳥のさえずり、太陽の光の波動。
Burchfield+2_convert_20140831112009.jpg

そんなものが見えているので、こんな絵になっちゃうのでしょう。

この絵たちの前に立つと、彼の聞こえていた音が聞こえてくる、そんな絵でした。

そしてこの絵の持つ高いエネルギーに触れて、心が洗われる感じがしました。
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いやぁ。こんな絵、観たことがない。

春の到来に喜ぶ森の木々たち。 雲も金色に光って、地球が喜びの声をあげています。
Burchfield 4

解説では、ファンタジーのような作品からリアリティに変わり、またファンタジーな作風に戻った、なんて書かれていましたが、

多分彼のなかでは、Return to reality(リアリティに戻った)のだと思います。

だって、きっと彼の眼にはこの作品に描かれているような、木々や花が解き放つオーラや、風のゆらめき、鳥のさえずりの波動が見えていたんだと思うのです。

彼の作品のポスターがあったら買って帰ろう!と思ったのですが、残念ながらありませんでした。

こんなすごい作品を観れたのは、大収穫でした。


<おまけ>

夜はこの町にあるレストランで食事をしました。
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この隣の町”Kennet Suare”はマッシュルームの栽培が有名。その地元のマッシュルームを使ったスープ。R0013071_convert_20140831103636.jpg

香ばしいマッシュルームの味がしっかりときいた濃厚なスープでした。

Braised Short Ribs
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Al君のステーキ。
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ガッツリ系で元気をいっぱいつけた夜でした~。

Brandywine Prime

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コメント

No title

Charles Burchfieldさん、絶対に見えてますね!w(*゚o゚*)w
作風がゴッホに似ているように思いますが、ゴッホも見えていたのかも???
すごい発見ですね。私も本物を見てみたいです~。

Re: No title

こんにちは。

> Charles Burchfieldさん、絶対に見えてますね!w(*゚o゚*)w

やっぱりそう思いますよね! 私はこの絵をみて確信を持ってました(笑)

> 作風がゴッホに似ているように思いますが、ゴッホも見えていたのかも???

おおお~っ。AL君も同じようなことを言っていました。確かにゴッホの絵も渦まきがあったり、私たちが見る色彩とは違った色が幾重にも重なっていたりしますよね。でもゴッホの絵はなんかズドーンと重いのに対し、この人の絵はすっごくエネルギーがピュアな感じがしました。波動が軽いっていうか、躍動感、自然の喜び、なんかが伝わってくる絵でした。

> すごい発見ですね。私も本物を見てみたいです~。

絶対に本物を見たほうがエネルギーが直に伝わると思います。MOMAかどっかに1枚くらいあるんじゃないかな~、と思っています。見つかったらご連絡しますね~。

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マンハッタンを眺めながら、ニューヨークの出来事、映画、音楽、おいしいもの、旅の話などを徒然と綴ります。

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