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ホピの居留区ってどんなとこ?

ホピの居留区は、セドナから車で約3時間離れた北西の方向にあります。

この間の道がまたとても景色がいいのですが、途中から携帯の電波が通らなくなりました。まわりに広がるのは広大な荒野。あとで聞いた話だと、一番近い町まで車で一時間かかるそうです。

さて、ホピの居留区ですが、当然のことながら、ここにはホピ族の人たちが暮らしています。
なので観光地、というよりは、彼らの暮らしを垣間見せてもらう、という場所です。

この居留区には、ホピ族の人たちが運営しているホテルが一軒だけあります。私たちはそこに1泊することにしていました。

ホピの居留区内に入ることは可能ですが、前出の理由でヴィレッジに入る場合にはガイドが必要です。私は宿泊するホテルにガイドを頼みたい旨を連絡したところ、二人の名前と電話番号を教えてもらいました。

そのうちの一人Garyさんと連絡が取れ、ガイドをお願いしました。

通常は、ランチ1時間を含めた8時間のツアーが普通なのだそうですが、私たちは初日にセドナからホピに移動し、翌日の昼過ぎにはホピの居留区を発たなければいけなかったため、ランチなし7時間で、初日に午後から4時間、二日目に3時間のツアーをお願いしました。

ホピのヴィレッジ内では、写真、録音、ビデオ撮影は禁止です。なにかのサイトで、メモを取ることもいけない、と書かれていたため、メモも取りませんでした。というか、ガイドのGaryさんは”この人どこで息継ぎしているの?”ってくらいの弾丸トークで、メモを取る余裕もないほど、いっぱいいっぱい話をしてくれました。

この方、トリップアドバイザーの”ホピ居留区”でベストガイドとして五つ星の評価をもらっている方でした

そんなわけで、ホピ居留区での写真は枚数が少なく、しかもメモなしなので、どこまで覚えているかわからないのですが、記憶の糸をたどっていきたいと思います。


現在ホピの人たちがメインに住んでいる場所は、メサと呼ばれる急な断崖の上です。

ファーストメサ、セカンドメサ、サードメサという3つのメサを中心に、オライビ、ワルピ、ホテヴィラといった集落で、約12,000人ほどの人たちが住んでいます。

Garyと合流した後、私たちはまず、ファーストメサにあるワルピという集落を訪れました。

もちろんここでの写真はNGなのですが、サイトから借りた写真を載せておきます。こんなところです。
Walpi.jpg

紀元前900年ごろワルピの村は形成されました。1680年に起こったスペイン人に対抗する反乱の後、ここにはSichomoviとHanoと呼ばれるグループがここにやってきました。

家はサンドストーンで出来ていて、メサの中でもエリアによっては、電機も水もない伝統的な暮らしをしている人たちもいます。

でもそのすぐ脇には、サテライトが屋根について電線の通っている家もあり、伝統的な暮らしをそのまま踏襲している人たちと、文明を取り入れ暮らしている人たちが共存していました。

Garyによると、ホピ族と一言で言っても、ホピの神話が語っているように、ここの地をめざしてやってきたたくさんのグループが共存しているのがホピなのだそうです。

ホピの神話で、4つの方向に分かれて旅だった人たちの中で、一番最初にこの地に辿り着いたのは、ベア一族(Bear Clan)でした。その後、いろいろな一族がホピの地に辿り着きましたが、一番最初に辿り着いたベア族がホピの最初の人たちということで、リーダー的存在なのだそうです。

ホピは母系家族で、氏族制度(Clanships)を今も踏襲しています。

母系家族なので、結婚すると男性は女性の家に入ります。男性は自分の家をつくることも所有することもできません。女性の一族が家を用意し、そこに住むことになるのだそうです。

例えばガイドのGaryさんは、奥さんを数年前に亡くしたそうですが、そのため”彼の家”というものがないそうです。”彼の家”を持つためには、自分の一族の姪っ子に家を建てるという名目で家を建て、ゆくゆくはそこを彼女に譲るということでそこに住む、というようなことをしないと自分の家が持てないのだそうです。

またそれぞれの一族は、どこからやってきたのか、自分たちの先祖は誰でどんな人たちだったのかを熟知しているそうです。そして一族によってそれぞれ異なる習慣を持っているそうです。

そういったストーリーはキヴァと呼ばれる半地下にある共同スペースで年長者から子供たちに語り継がれるのだそうです。またさまざまな儀式が行われるのもこのキヴァが中心となり、年にどのくらいの儀式をするか、どんな儀式をするかは、一族によってさまざまなのだそうです。

さて、そ~んな話を聞きながらWalpiの村を散策した後、ペトログリフ(岩に書かれた岩絵)を観に行くことになりました。

ファーストメサからダートロードを飛ばすこと30分。

辿り着いた岩には、こんなペトログリフが描かれていました。
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中央に見えるのはホピの精霊ココペリ。ちょっと猫背で笛を吹いているのが特徴です。
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Garyさんからペトログリフの説明を受けていた時、何気にふと振り返り空を見上げると、太陽も出ていないのに虹が見えました
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この大きな渦巻のペトログリフはソーラーシステム。年に一度、夏至のある時間になるとこの中央に光が当たり、その光が3か所に屈折して、光が照らされるのだそうです。
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Garyの話だと、ホピの一族の一部はマヤの末裔で、そのためホピは占星術に長けているのだと考えられているそうです。

とにかく岩にはいろんなペトログリフが満載。
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なんだか怪しげなものも見えます。
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ここで見られる三段の階段。ホピでは、天界、地上、下界という3つの世界があると信じられていました。そのため”3”という数字は大事な数で、それを現すペトログリフが見られます。
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この3つの世界観は、インカでも同じでした。
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さて、足元を見ると石のようなものがゴロゴロと転がっていました。

でもよ~く見ると、壺などの破片。
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Garyの話だと、それこそ古代から近代までいろんな土器の破片がゴロゴロと混じってころがっているのだそうです。

考古学者だったらよだれが出そうなサイトです。

でもここのものは一切持ち出し禁止。こんなものがゴロゴロと転がってるなんてすごい。
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ペトログリフが描かれた岩場はこんなところです。近くに寄らないと、このような岩絵があるとはわかりません。
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たっぷりと岩絵を見た後、ホテルへの帰り道。夕日がとてもきれい。
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サンフランシスコピーク。
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ホピはカチーナと呼ばれる精霊を信じています。日本の八百万の神と同じく、カチーナもあらゆる自然の現象にはカチーナ(精霊)宿ると信じていました。

カチーナは冬の間はサンフランシスコピークに住んでいて、春になるとホピの地に戻ってくると信じられています。

空が黄金色に輝いています。
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ホントにまわりはなんにもない
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不毛の地。
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だけど息を飲むほどに美しい。
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サンセット。
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神々しさを感じました。
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夕方ホテルに着くと、空がオレンジ色に光っていました。
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サンフランシスコピークもオレンジ色に輝いています。
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れれっ。ピークの上にはお帽子のような、UFO雲のような雲がかかっています。
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そして空には、今日見た岩絵のような形をした雲がオレンジ色に光り、
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形を変えながら踊っていました。
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まるでカチーナたちの祝福を受けたような感じの夕暮れでした。
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********************

*ホピの話、もう少し続きます。

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