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映画 「博士と彼女のセオリー」

映画 「博士と彼女のセオリー(原題: The Theory of Everything)」は、天才物理学者、スティーブン・ホーキングの伝記映画です。
Theory of Everything 1

って言っても、ただの伝記映画じゃないところがとってもいい♪

スティーヴン・ホーキングは、イギリスの理論物理学者。(私はこの映画を観るまで、てっきりアメリカ人かと思ってました

ブラックホールに関する研究で有名な方で、著書「ホーキング、宇宙を語る」は全世界で1000万部を超えるベストセラーなのだそうです。(読んでないけど)

そんな輝かしい功績を持った天才物理学者ホーキング氏は、難病に侵され”車いす”の生活を余儀なくされている。

この映画は、そのスティーヴン・ホーキング博士と奥さんとの関係を描いた映画です。

スティーヴン・ホーキング博士を演じるのは『Les Miserables(レ・ミゼラブル)』でマリウスを演じたEddie Redmayne(エディ・レッドメイン)。ホーキング婦人のジェーンを演じるのは、イギリス人女優Felicity Jones(フェリシティ・ジョーンズ )。


スティーヴン・ホーキング氏がケンブリッジ大学の大学院で勉学中、ジェーンと出会う。
Theory of Everything 2

二人が交際をはじめてつかの間、体の異変に気が付いたスティーヴンは医者に「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」だと診断を受ける。この病気は進行が早く、治療法も確立されていないため、あと余命2年ほどだと宣告される。

スティーブンは大きなショックを受け、ジェーンとも分かれることを決意するが、ジェーンは彼と一緒に病気と闘う覚悟を彼に伝える。

そして二人は結婚。
Theory+of+Everything+3_convert_20150210100948.jpg

ジェーンは進行するスティーブンの病の看病をしながら、子育てをこなし、スティ―ヴンはスティーヴンで精力的に研究と発見を世の中に提唱していく。

ところが大きな愛と絆で強く結ばれた二人の関係性に変化が現われ始める。。。


スティーヴンが「筋萎縮性側索硬化症」と診断されたとき、余命は2年と言われたのですね。

で、ジェーンは愛する人の命が2年であれば、その期間精いっぱい愛し、その人とその人生を分かち合い生きていこうと誓います。

この「筋萎縮性側索硬化症」は難病で、長く生きる人が少ない病気。

ところがスティーヴン・ホーキングは73歳の現在も健在です。

結婚後、スティーヴンの病状は悪化し、車いすの生活となり、身の回りのことは人の手助けがないと生きていけない状態になります。しかも彼らは最終的に3人の子供に恵まれるのですが、となるとジェーンの負担は想像を絶するところ。
Theory of Everything 4

あ~、ここからはネタバレになるので、この映画を観ようと思っている人は気を付けてくださいね。

そんな彼女の状況を危惧して、彼女の母親は、ジェーンに週一回教会に歌いに行くことを勧めます。そこで自分の時間を持ち好きなことをすることで彼女の気持ちは救われるのですが、ジェーンは聖歌隊の指揮者のジョナサンに惹かれていきます。

スティーヴンへの愛は変わらない一方で、自分のよき理解者でサポートをしてくれる彼に対して好意を抱いてしまう。。。

ジェーンは一度はジョナサンへの気持ちを断つのですが、スティーヴンにもジェーンよりも彼のことを理解する看護師のエレインが登場します。。。


人生って、どこで何が起こるかわからない。

二人が結婚を決めた時に時間をさかのぼったら、本当に二人は愛し合っていたと思います。

でも、彼らが人生を歩んで行くうえで、その後の彼らの魂の成長を促すには別の登場人物がそれぞれ必要になってしまったのです。

きっと二人はもう十分お互いから学ぶべきことを学び終え、今生中に次のステップにあがることになってしまったのでしょう。

私は、お互い”結婚”という制度に縛られることなく、自分たちがより幸せで心地よい人生を進む選択をした二人の決断は、とても理解できるし共感を感じました。


この映画でスティーヴン役をこなしたエディ・レッドメインは、筆舌につくしがたい演技でした。

病気前は、くしゃくしゃのチャーミングな笑顔と小回りの利くキビキビ、生き生きした躍動感あふれる若者を演じ、病気が進行してく過程で、一つ、またひとつ、と体の機能がきかなくなり、手足が不自由になり、顔も半分がマヒしたような状態で、目と重度障害者用意思伝達装置による合成音声でのコミュニケーションのみとなっていく姿を巧みに演じわけ、でもそんな状態になってもチャーミングさとユーモアを欠かさないスティーヴン・ホーキングを見事に演じています。

実際のスティーヴン・ホーキング氏は、ユーモアにあふれ、ジョークを飛ばし、本当にプレイボーイを定期購読するような人なんだそうです。

ジェーンを演じたフェリシティ・ジョーンズも、自らもアカデミックでありながら、あえて困難の道を選び、夫を愛し、支え、家族を守り、でも自分の心に現れたゆれる心との葛藤などを実に見事に表現していて適役です。


この映画は日本語の題名だと「博士と彼女のセオリー」となっていますが、二人の関係をつづった映画というよりは、英語の題名「Theory of Everything」がしっくりくる映画でした。

スティーヴン・ホーキング氏は彼の持つ類稀な才能ですばらしいセオリーを世の中に伝えましたが、常に死と隣り合わせでいながらも、生きる目的と希望を持ち続け、いつもユーモアに溢れながら生きていき、その彼をとりまく人々の生きざまもまた、我々に勇気を与え、光をともしてくれたように感じました。


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*先週末でアカデミー賞関連で観たかった映画はほぼ観終えました! あとは授賞式までにどのくらいブログに書けるか、です。

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