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オノ・ヨーコ 「ワン・ウーマン・ショー 1960~1971」

MOMAでスタートした、オノ・ヨーコさんの「ワン・ウーマン・ショー 1960~1971」を観に行ってきました。

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昔見たジョン・レノンのドキュメンタリーで、オノ・ヨーコさんのロンドンの個展で彼女の作品を見たときのことが描かれていたのがとても印象的で(それが二人の出会いのきっかけとなりました)、彼女の作品を見てみたいな~、とずっと思っていました。

今回の特別展は、オノ・ヨーコさんの初期のキャリア、1960年から1971年にしぼった作品を集めたものです。

この特別展、とっても面白かったです。

今回集められた作品は1960年から1971年のもの。

その作品たちは前衛的で、この時代にこんなことをやっていた日本人女性がいたんだ~、と驚きでした。

なんて自由で、独創的なんだろう。

でもクスッと笑えるようなユーモアがあったり、根底には愛と平和があったり。

ジョン・レノンの妻、という肩書がついてまわる彼女ですが、彼女自身すごいアーティストなんだなぁ、と再認識させられました。

会場に入ってすぐにある作品「踏まれるための絵画」
Yoko Ono 1

これは床に置かれたキャンバスを人々が踏みつけて完成されるという作品です。

パフォーマンスアートの「カット・ピース」 (映像)
Yoko Ono 3

観客が舞台に座っているオノさんの服を切っていくというもの。

みんな遠慮がちに切っていく人が多いなかで、バッサリとハサミを入れる人がいたりして、オノさんが裸になるまで服にハサミを入れていくんだけど、見ていてハラハラしてきます。

他にも裸のお尻にクローズアップを撮ったビデオとか、天井まで続くらせん階段(実際に登れます)など、面白い作品がいっぱい。

個人的に面白かったのは、ジョン・レノンと行った平和イベント「ベッド・イン」の映像。

ハネムーンをベトナム戦争の反戦運動に活用したもので、ホテルの一室に二人はパジャマでベッドに横たわり、記者を招き入れ、平和について語り合うというもの。

あの時代に、世界中に影響力のある二人がこんなイベントをしてしまうことがすごいです。

いかに尖がっていた人たちだったのかがわかります。

80年代の終わりのころスペイン旅行に行ったときに、街を歩いていると、あちこちから"ヨーコ・オノ""ヨーコ・オノ"と呼ばれました。

当時長い黒髪をしてたのですが、スペインの小さな町を歩くアジア人は少なく、彼らが知っているアジア人は彼女"ヨーコ・オノ"だったので、私にこの言葉を向けたんですね。

同じ時期アメリカでは、アメリカ人は私を見て、"トヨタ""ホンダ"、"フジヤマ""ゲイシャ"と知っているだけの日本語を披露してくれましたが、"ヨーコ・オノ"なんて呼ばれることはありませんでした。

"オノ・ヨーコ”さんて、こんな小さなスペインの街の人も知っているほどすごい人なんだなぁ、と思ったのを覚えています。
そしてビートルズの根強く深い人気を再認識しました。


いやぁ、この時代にこんなカッティングエッジなことをやっていたオノ・ヨーコさんってすごい人です。

彼女の作品は、作品に触れたり作品の中に入っていくインタラクティブアートや、フィルム、パフォーマンス、立体作品なんかが多かったのですが、彼女の作品の中に入って彼女の目線で作品に触れてみると、非日常の世界に入っていくような気がします。

そこでポロリと心が別の世界へとトリップしたときに、そこに現れる自分の心の反応に自分自身が"Wow"、と思ったりする。なんか小さな(そしてぶっ飛んだ)禅寺のような空間でした。

このレアな特別展、興味のある方は是非。9月7日までです。

MOMA
One Woman Show, 1960 -1971


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コメント

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Re: No title

こんにちは。

興味をもっていただけて嬉しいです。

お父さんがオノ・ヨーコさんのことを”ぶっ飛んだ女”だとおっしゃっていたんですね。
この特別展を見て、ホントにそうだな~、と思いました。

60年代、70年代の日本って、まだまだ保守的で閉鎖的だったと思うのに、こんなに大胆に、果敢にチャレンジして、表現していた日本女性がいたってことがすごいと思いました。

> 美しい事はいっぱいあるけどそうでない事は一つ
> ”戦争”と一言

オノ・ヨーコさんらしい言葉ですね。私もホントにそう思います。

オノ・ヨーコさんはまだマンハッタンのダコタハウスにお住まいですよ~。

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マンハッタンを眺めながら、ニューヨークの出来事、映画、音楽、おいしいもの、旅の話などを徒然と綴ります。

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