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映画 「縞模様のパジャマの少年」

3週間ほど前アイルランドへ行ったとき、時差ボケでなかなか寝付けなかっいたので、TVのチャンネルサーフィンをしていたら、少年が森の中をかけるシーンが出てきました。

ふとサーフィンしていた手を止めて、続きを見ることにしました。

少年は有刺鉄線で囲まれたところに暮らす人々を見つけました。そしてそこに同い年くらいの男の子を見つけ、声をかけます。
The boys with striped 2

ねぇ、君の名前は?いくつなの?なんでパジャマを着ているの?

自由に森の中を走り回っていた少年の名はブルーノ。

そして有刺鉄線に囲まれたところで暮らしている男の子はシュムール。

お互いに8歳であることがわかります。

ブルーノは家族でこの地に移り住んだのですが、まわりに同い年の子供もおらず退屈していました。そんなところに出会った同い年の男の子。

有刺鉄線で隔てられているけれど、2人の友情が育つには時間はいりませんでした。
The boys with striped 3

ブルーノは、ベルリンから遠く離れた田舎の小さなこの村に引っ越してきました。

ナチス将校の父親と、母親、姉と4人暮らし。

彼の住む自宅の裏側に、強制収容所があったという設定です。

父親は母親にもこの近くに何があるのかを伝えてはいませんでした。

息子が煙突から流れてくる不快なにおいについて聞いても父親はそれについて答えず、でもあるとき母親は気づいてしまいます。

そしてだんだん情勢が不穏になってくるのとは裏腹に、
The boys with striped 4

少年たちの友情は深まっていきます。
The boys with striped 6

映画をみながら、あ~、きっと終わりはつらいものになるんだろうな~、と思い、何度も見るのをやめようと思ったのですが、やめられず、最後は衝撃的過ぎて、この映画を見たのをちょっと後悔しながらも、ず~っとこの映画が胸の中にくすぶっていました。

大人たちが設置した有刺鉄線のフェンスは、向こう側とこちら側をひく境界線でした。

人種による境界線。敵の住むところ。越えられない壁。

でも子供たちにとってのフェンスは、ただのフェンスで、そのフェンスの向こう側には友達が住んでいるところ、という認識で、フェンスを越えた友情が成り立ちました。

ブルーノは、煙突から流れ出る不快なにおい、フェンスの向こう側に住む同じパジャマを着て暮らす人たち、泣き叫ぶ母親の様子に何か変だとはうすうす感じながらも、たくさんのフィルターを通してしか物事を見ることのできなくなっている大人たちと違い、心の眼を通して物事の真実を見ていました。

シュムールはぼくの友だちだと。


この映画のタイトルは「縞模様のパジャマの少年(原題: The boys in the striped pajamas)」
The+boy+with+the+striped+pyjamas+1_convert_20150622062937.jpg

私は全くこの映画のことを知らず、たまたま見たので衝撃も大きかったです。胸にグサッとくる映画で、二度とこのような悲劇を子供たちに巻き込ませてはいけない、と強く感じさせる映画でした。

人間たちが作ったたくさんのフィルターにがんじがらめになって、物事の本質を見ることができなくなっている大人たち。

一方そんなフィルターを通さずに物事を見る子供たちが見ている世界について深く考えさせられました。。。


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コメント

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Re: No title

こんにちは。

この映画、途中の展開でこのまま観たらやばいっ、って思ったんですが、全部観てしまい、あまりにもせつなくてボロボロ泣きました。。。翌日仕事なのにどうしよう、って思いながら(笑)。

> 日本でも教育教育と言われていますが、私が思う教育は子供が幸福であるという事ではないかと。。。

この映画の中で、ブルーノにお姉ちゃんがいるのですが、彼女は家庭教師とかからの洗脳で、ヒットラーに傾倒しているんですね。部屋にポスターを張ったりして。それがちょっと怖かったです。子供をそういうふうに導いてしまう教育が。

においは焼いているにおいのことです。ガスなどで亡くなった方の遺体を焼くにおいが辺りに漂うんですね。しかもその煙突からはずっともくもくと煙がでていて。。。

ご紹介いただいた映画は心にとめておきますね♪機会があったら観てみたいと思います。

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マンハッタンを眺めながら、ニューヨークの出来事、映画、音楽、おいしいもの、旅の話などを徒然と綴ります。

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