Admin New entry Up load All archives
     

世界遺産 "ロベン島"

ケープタウンでは絶対に行きたいところがいくつかありました。

その一つが「ロベン島」へ行くこと。

ケープタウンから12kmほど沖合にある島で、かつて政治囚が収容されていた刑務所島。ネルソン・マンデラもここに収容されていました。

現在はユネスコの世界遺産に登録されています。

ロベン島へはツアーで行くしか方法がありません。

ウォーター・フロントの時計塔の右手がロベン島行きの船の発着所になっています。ツアーのチケットはここでも買えますが、人気ツアーのため売り切れてしまうことも多いようで、私はこのツアーだけはあらかじめウエブサイトで購入して行きました。サイトはこちらです。

私が旅行に出発する数日前にサイトを確認したところ、私の購入していた枠はその時点で売り切れでした。私はこのツアーは人気なので早めにチケットを購入しておくように、というのをどこかで読んだので、あらかじめチケットを購入しておいたのですが、天候が崩れたり、波が高いとすぐにツアーがキャンセルになるそうで、実際私たちが行った時も、この日以降私たちが滞在していた間は天候が悪く船が出ませんでした。(なのでロベン島に行けてよかったです) 

ただ現地で聞いたところ、ウエブサイトで満席でも、当日その場でキャンセルが出たりして席が出てくることもあるようなので、天候を見ながらチケットをどうするか考えたほうがよいようです。

私が行った8月末だと、ツアーは9時、11時、13時の3枠がありました。ツアー所要時間は約3時間です。

さて、私たちは9時のツアーを予約していたので、早めにボート乗り場に行きました。

ボート発着所は大きな建物になっていて、ボート乗り場にはアパルトヘイトについての展示物が飾られています。これがなかなか読みごたえがありました。(いっぱいあるので読み切れませんでしたが)
R0017986_convert_20150918095536.jpg

金属探知機を通り、
R0017987_convert_20150918095551.jpg

ボートに乗り込みます。
R0017988_convert_20150918095609.jpg

この船は2階立てになっていて、私とAL君は2階席に座りました。2階席は吹き抜けになっていて人気なのですが、席が埋まるとそれ以上は座らせてくれません。2階席に座りたい場合は早めに乗り場に行ったほうがいいようです。

船から見える景色がすばらしい~。
R0017993_convert_20150918095624.jpg

だんだんとケープタウンが遠ざかっていきます。

30分ほどでロベン島に到着です。
R0018003_convert_20150918095645.jpg

島に着くとバスが並んでいて、適当なバスに乗り込みます。
IMG_9362_convert_20150918095708.jpg

ツアーは2部形式になっていました。

まずはバスに乗って島内を1/4ほど巡ります。
IMG_9363_convert_20150918095726.jpg

Robert Sobukweの家。
IMG_9368_convert_20150918095742.jpg

Pan African CongressのリーダーだったSobukweは1963年から69年の間、ここに収容されていたそうです。一見一軒家で優遇されているように見えるのですが、全くの孤独な環境におかれ、ほかの誰とも、監視員とでさえ言葉を交わすことは許されず、コミュニケーションはジェスチャーで行われていたそうです。

毎日毎日、外の誰ともコミュニケーションが取れない状況。。。想像を絶します。

島の北側からは、ケープタウンが見えます。
IMG_9373_convert_20150918095758.jpg

ここから遠目にクジラが跳ねているのが見えました。

ケープタウンの街がこんなに近くに見えますが、ここに収容されていた人たちにとっては、とても遠い場所のように見えたことでしょう。

ロベン島からケープタウンは近くに見えるものの、ここは海流が早く、波も高く、水温も低いため、泳いで渡ることは不可能なのだそうです。
IMG_9379_convert_20150918095815.jpg

この島は1959年以降、政治犯の強制収容所として使われました。
IMG_9390_convert_20150918095846.jpg

1996年に刑務所は閉鎖。1997年には政府の管理下で博物館として一般公開され、1999年に世界遺産(文化遺産)に登録されました。

石灰石の採掘場。ここに収容された人たちは重労働を強いられました。
IMG_9396_convert_20150918095931.jpg

石灰石は白いため、日中の強い日差しの中サングラスなしで労働を強いられた結果、目を痛める人たちが多く、マンデラもその一人でした。

最初のころこそ、強制労働で掘られた石灰は使われていたそうですが、その後はただ囚人達を労働させるためだけに採掘させ、まったく無意味な労働を強いていたそうです。

ここに積み上げられている石は、マンデラが釈放後にロベン島を訪問しここに立ち寄った際に、石をひとつ拾ってこの場所に置いたところ、同席していた人たちが皆同じ行動をとり積み上げられたもの。
IMG_9398_convert_20150918095950.jpg

その後、バスを降り、実際に刑務所を訪問します。
IMG_9401_convert_20150918100011.jpg

ここでガイドが変わり、刑務所内は実際にここに政治犯として収容されていた方が案内をしてくれます。
IMG_9402_convert_20150918100031.jpg

この方は1984年から1989年まで政治犯としてこの島で収容されていたそうです。

まずはグループ房で説明を聴きました。ここでは床に小さな敷物を敷いて寝ていたそうです。奥に見える2段ベッドが設置されたのは1979年以降。ここでは収容された人たちの権利は、皆で主張して一つひとつを獲得していったそうです。
IMG_9405_convert_20150918100058.jpg

この部屋で刑務所の歴史や囚人たちの暮らしなどの説明を受けました。

実際にここに暮らしていた人の話なので、話がリアル。どのような環境であったか、看守達の嫌がらせの話などを詳しく話してくれました。

ここは独居房の前の運動場。ここで囚人たちは運動することを許されていたそうです。
IMG_9414_convert_20150918100117.jpg

マンデラ氏が収容されていた独房。
IMG_9419_convert_20150918100144_20150919100627690.jpg

狭くガランとしている部屋です。唯一は外からの光が入ること。
IMG_9422_convert_20150918100207.jpg

マンデラ氏は、1964年に国家反逆罪で終身刑となり収監され、1982年ケープタウン郊外のボルスモア刑務所に移るまでの18年間、この島で監獄生活を送りました。

こんな殺風景な場所で、18年間も...。
IMG_9425_convert_20150918100224.jpg

私にとってロベン島での学びは、南アフリカが抱える負の部分についての学びのまだ序章なのでありました。
IMG_9436_convert_20150918100244.jpg

******************************

*ツイッターをはじめました♪ ふぉろーみー @SakuraChanNY

*ランキングに参加しています。ポチポチッと押していただくとモチベーションがあがります♪

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ東部情報へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

関連記事

コメント

Secret

プロフィール

Sakura

Author:Sakura
マンハッタンを眺めながら、ニューヨークの出来事、映画、音楽、おいしいもの、旅の話などを徒然と綴ります。

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最新記事

Twitter...

Categories...B

openclose

コンパクト月別アーカイブ

FC2カウンター

検索フォーム

リンク

ブロとも一覧


Mackdadyz Golf & Hot spring Blog ... Season 4 @Hokkaido ...

美肌ケアとニューヨークコスメ。

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR