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ケープタウンの光と影

ケープタウン4日目、ツアー2日目はケープタウンの市内観光の日でした。

と言っても、私とAL君はほとんど自分たちで回っていたし、車窓が多かったので徒歩で歩いていてよかったです。

この日のテーブルマウンテン@カンパニー・ガーデン。この日も曇りです。
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ジョン・レノンもお忍びで泊まったというホテル。
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この日のテーブルマウンテンは曇りで、ケーブルカーも運航していなかったため、代わりにシグナル・ヒルからの展望。遠目にロベン島が見えます。ちなみにこの日はロベン島へのフェリーも運休していました。
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テーブルマウンテンとライオンズ・ヘッド。
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ボカープ地区のカラフルなお家。
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この地域はかつてオランダ商人に連れてこられたインドネシアやマレーシア人が多く住んでいた地域。この地域の地価が高騰しているけれど、昔から住んでいる人たちもまだ沢山住んでいるのだそう。

クリフトン・ビーチ。
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ぐる~っとケープタウンの観光をした後、ウォーターフロントでいったん解散。

私たちは2日前に行った、フィッシュ&チップスのお店に直行。
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ここのお兄さんは、私たちを見ると"Welcome back!!"と言ってくれました。覚えていてくれたなんて嬉しいです。
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フレッシュなお魚とカラッと上がったポテト。最高です。
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さて、昼ごはんを食べた後は速攻でホテルに戻りました。

私たちは午後発のオプショナルツアーを申し込んでいました。

"Cape Town Cultural Diversity Tour"

日本語にすると”文化の多様性のツアー”というような意味になるのですが、ケープタウンのいろいろなコミュニティに行き、別の側面を見学するというツアー内容でした。

私たちは2日前に”ディストリクト・シックス・ミュージアム”というところに行ったとブログに書いたのですが、”ディストリクト・シックス”と呼ばれるそのエリアは、かつて黒人やカラード(黒人やアジア人、または混血)の人々が住んでいました。が、アパルトヘイト(人種隔離)政策の一環で、そこに住んでいた人たちは強制移住させられました。

その様子を展示しているミュージアムだったのですが、ミュージアムでチケットを販売している方も昔ディストリクト・シックスの住人の方で、お話を伺うことが出来ました。

町には、住人が行く雑貨屋さんがあり、理髪店があり、コミュニティの人々は皆知り合いで、代々住んでいたきれいに手入れされた庭付きの家があり、素朴な日常がそこにはありました。

まずこのツアーでは”ディストリクト・シックス”へ行きました。
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この地域を白人の住む場所にするため、ここに住む黒人やカラードの人たちは遠く離れた不便な場所に強制移住させられ、小さなアパートやタウンハウスに押し込められました。

しかしこの政策に対し、理不尽に思ったり、報復を恐れたり、理由は様々ですが、結局白人たちはこの地に移り住むことをせず、この地は廃墟やさら地になったまま、放置されているそうです。
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近年”ディストリクト・シックス”の返還運動が起こったり(まだここに住んでいた住民や子供たちは健在なので←それだけ最近の出来事ということなのです)、また再開発の話もあったりするそうです。

バスが止められ、説明を聞いた場所も、さら地になった場所でした。かつては生き生きとしたコミュニティがあったと思われる場所。そんな場所がさら地にされ、住む人も見つからず何年も放置されているとは。。。

その後訪れたのは”Langa”という地域でした。

アパルトヘイト政策のグループエリア法を受けて、都市部に住む黒人居住者は、タウンシップと呼ばれる場所に強制的に移住させられました。

ケープタウン周辺で最も古いタウンシップが”Langa(ランガ)”なのだそうです。

このツアーでは、Langaのコミュニティセンターに立ち寄りました。ここは学校が終わった子供たちが学ぶ場所で、陶芸、絵、モザイク等の技術を教え、手に職をつけ、自立するための支援を行っているそうです。
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私たちが訪れた日は日曜日であったため、残念ながら学んでいる子供たちには会えなかったのですが、たくさんの作品が各教室に展示されており、各先生からどのような授業が行われているのか説明を受けました。
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ただ、学びたい子供たちの数と、実際受け入れられる生徒の数とにギャップがあるそうです。

見せていただいた作品はなかなかのものでした。またここで制作されたものは、我々観光客が購入することが出来、その収入はコミュニティセンターの運営資金となるそうです。

そしてその次に行ったのが、こんなところでした。
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Langaのコミュニティセンター付近は、家も整然と並び、下水の排水設備も整ったように見えたのですが、この地域になると、バラックの掘っ立て小屋の中に、むき出しの地べたに住むような家がたくさん点在していました。

ここでの名物は、ヤギの頭。
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朝早く市場でヤギの頭を安く仕入れ、まずは火でゆっくりとあぶり、その後ドラム缶に張ったお湯でじっくりと煮込んで食べるのだそうです。

おばちゃんたちが、ヤギの頭を料理していました。
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出来上がりはこんなの。
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勇気あるツアーメンバーの中にはトライする人もいました。(Al君もその勇気ある人の一人でした。でも私はムリでした

その後、別の場所に移動して、今度は他の国や地域から仕事を求めて移住してきた人々が住むエリアに行きました。

バスが着くと子供たちが集まってきて、ハイタッチを求めます。素朴でとてもかわいい。
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このタウンシップはかなり古いものだそうです。
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建物に入ると、小さな共同スペースがあり、
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その奥にはいくつかの部屋がありました。そのうちの1つの部屋におじゃましたのですが、狭いスペースにシングルサイズのベッドが3つ。

この狭い空間に6~8人ほどの人が暮らしているのだそうです。家賃は1ベッドでいくら、と決められており、1家族1ベッドの上で暮らしているるのだそうです。
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ケープタウンのウォーターフロントやダウンタウンはアメリカの都市と変わらないほど華やかなのですが、空港からウォーターフロントへのハイウェイ沿いにも、バラックのような家はたくさん見えましたし、この国の貧富の差、ギャップを目の当たりにした思いでした。

今ケープタウンの人口を調べてみたのですが、2014年で次のような結果でした。

42.4% "Coloured"
38.6% "Black African"
15.7% "White"
1.4% "Asian or Indian"

ここ数日垣間見たケープタウンは美しく、自然もそばにいっぱいあり、食事もワインも安くておいしいし、何といっても英語が通じるので、ここに住めるかも、なんてちょっと思ったりもしたのですが、この日のツアーを通してこの国の抱える問題に触れることで考えなおしました。。。

でもこのツアーに参加してよかったです。このツアーに参加していなかったら、多分大多数のケープタウンに住む人たちの様子を見ることはできなかったと思います。

ガイドさんは、Langa出身ではありませんでしたが、近くの似たような地域出身で、いろいろな話をしてくれました。まだ若い男の子でしたが、週1回このツアーのガイドをしているとのことでした。他に定職は今はなく、仕事がなかなか見つからない、とも語っていました。一度得た仕事はなんとしてでもキープしないと仕事をしたい人は山ほどいるので、絶対にしっかりと仕事をしなければいけないんだ、と言っていました。

この日の夜は、なんかどっと疲れたので、ホテルの近くのレストランで済ませました。
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白身魚とチリソース。なんとサイドに白いごはんもついていていました。チリソースがピリ辛でごはんとピッタリ。
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こちらはAL君のお魚。
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AL君のデザート。
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南アフリカの光と影を垣間見た一日でした。

Beluga

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