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映画 「ルーム」

映画「ルーム(原題: Room)」の原作は、アイルランド出身の作家、エマ・ドナヒューの小説「部屋」。

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7年前に17歳で誘拐され施錠された部屋に監禁された女性は、男の子を出産し育てている。男の子ジャックは5歳になり、外の世界を知らずに育っている。

小さな部屋には天窓一つしかなく、その部屋が二人にとっての全てであった。
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生活の必要最低限のものは全て”男”が持ってくる。そしてその”男”はたまに部屋に泊まっていく。

この部屋しか知らない息子に外の世界を教えるため、そして自分の人生を取り戻すため、母親は脱出することを心に決める。
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<ここからは若干ネタバレがありますので要注意>

私はこの映画についてほとんど知らずに映画館に行ったのですが、実は監禁された女性の脱出までのストーリーは映画の前半部分であり、後半部分は脱出に成功後に待ち受ける二人のストーリーが描かれています。

ジャックがはじめて外の世界を見る場面、テレビの世界ではなく、目の前に木が生え、空が存在し、家があり、自分たち以外の人々が存在し歩いている姿を初めて見るシーンに心が震えます。
Room 5

でもね、物語はそれでは終わらないんですね。

その後、家族と再会するものの、ジャックの母親の父母は離婚しそれぞれの人生を歩んでいる。

父親は娘に対してどう接したらいいのかわからない。ジャックに対しても、かわいい孫であるなずなのに、憎い男の血を半分受け継いでいることに心が乱れどう対応したらいいのかがわからない。

娘もまた自分の気持ちの整理がつかず、自分の気持ちをどう扱ったらいいのかわからない。

このジャックの母親役を演じたブリー・ラーソンは、ゴールデングローブ賞で主演女優賞を受賞し、アカデミー賞でも主演女優賞にノミネートされているのだけど、前半部分は”部屋”で一所懸命に息子を育て、後半部分では、抑圧されていた感情があふれ出し、ぶつける様子をリアルに演じていました。

ジャックはジャックで、母親とべったり二人だけの世界だったところから、急に知らない大きな世界へ放り出され、今までいつも一緒だった母は様子がかわり、一緒にいられる時間も少なくなり、部屋に戻りたいとさえ思う。

このジャックを演じるジェイコブ・トレンブレイ君がまたとても上手いのですが、最初は外の世界に戸惑いながらも、子供らしくだんだんと与えらえた新しい世界に適応していき、成長していく姿が頼もしかったです。

Room 1

ただの脱出劇ではなく、登場人物がその場その場に置かれた状況下での心の動きを丁寧に描いた映画で、観終わった後も彼らの事が頭から離れなくなるような映画でした。


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