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オスカーのノミネーション作品についてあれこれ

さて、今日はオスカーの授賞式。

この日はAL君がごはんを作り、片付けまでぜ~んぶしてくれる日 そう。上げ膳据え膳の日なのです。 私はレッドカーペットからず~っとTVの前に座り込み、アルコールを片手にTV鑑賞をします。うふふっ。超楽しみ。

今年のオスカーノミネーション作品は、作品賞だとMad Max以外は全て観ているのですが、やっぱりオスカーまでに書きたかった映画の感想が書ききれませんでした。(無念)

ということで、オスカー発表前に、主要ノミネート作品で、私が気に入った作品でまだ感想を書いていなかったものについて、ひとことづつ感想を書いておきたいと思います。

まずは「Bridge Of Spies」
BridgeofSpies_convert_20160229055705.jpg

この映画は1950年~60年代の米ソ冷戦下での実話を描いた作品です。

ソビエトのスパイ、ルドルフはアメリカで捕まり、彼の弁護をジェームズ・ドノバン(トム・ハンクス)が引き受けることとなった。ドノバンの弁護でルドルフは死刑を免れるが、スパイを弁護するドノバンに世間は冷たかった。

その判決後、アメリカ人のパイロットがソビエトに、西ドイツに留学中の学生が東ドイツに捉えられてしまう。

そこでドノバンの功績が買われ、禁錮中のソビエトのスパイ ルドルフと、ソビエトに捉えられたアメリカ人パイロットの交換を交渉するように任命される。

しかしドノバンは、パイロットだけでなく留学生も一緒に交換しようと決意。交渉に臨むためベルリンに向かう。。。

映画はサスペンス仕立てになっていて、ハラハラドキドキ。

時は冷戦のまっただ中。そんな時世にソビエトのスパイを弁護するだけでも世間の目が冷たいのに、死刑から免れるように弁護するとはとても勇気のいること。

さらに二人の捕虜を助けようとドノバンは挑むのですが、どの人の命の重さも同じように扱う彼のぶれない心と信念に心を動かされます。

そのドノバンを演じるトム・ハンクスの演技が素晴らしい。

ところでこの映画を観ていて、そういえばドイツは東と西で壁で隔たれていたんだよな~、ということを改めて思い出しました。

ドイツの壁が崩れた日、私はアメリカで学生をしていました。私の通っていた学校では西ドイツからの留学生が多く、バーでよく彼らと飲んでいたので彼らとは仲良くしていました。あの日、ドイツの留学生たちは壁が崩れたことを本当に驚き、バーでお祝いだ~!と言って、週日なのに飲みにいそいそと出かけていったのを覚えています。

この映画の中で、ドイツが分断され、東ドイツ側が西ドイツ側への流出を防ぐために壁を作り、ある日を境に二つの国は行き来ができなくなり、脱走者は躊躇なく殺されるシーンが出てくるのですが、あの日、西ドイツの留学生たちは、壁の崩壊についてどんなふうに受け止めていたのか、もっと生の声を聞いておけばよかったな~、と、この映画を観て思いました。(あの日、バーに一緒に誘われたのですが、宿題か何かがあっていけなかったのです←今頃後悔)

このようなことが彼らの国であったのだなぁ、と映画を観ながらぼんやりと思いました。

映画「Brooklyn」
brooklyn.jpg

アイルランドからニューヨークに移住した女の子の移民ストーリー。

アイルランドの片田舎では職もなく、未来もないことから、エイリッシュ(シアーシャ・ローナン)はアメリカにくることを決意する。住むところはブルックリン。

家族も友達もいず、たった独りで新境地で生活をはじめることになるのですが、はじめはホームシックで心がつぶれそうになりながらも、徐々に生活に溶け込み、人と出会い、愛を育み、やがてその地が自分の暮らす場所になっていく。。。

内気で素朴なエイリッシュが、徐々にたくましくなっていき、自分で少しづつ小さな決定をしていき、やがて人生を切り開いていく様がとてもステキ。

またあんなに恋い焦がれていた祖国に一時帰国をすることになり、そこで思ってもみない展開がおき”ああ、これが私がアイルランドにいた時に起こっていたならば”と思いながらも、新境地での自分の生活とアイルランドの生活を比べ、彼女がとった選択に、自分の気持ちが重なりました。

私も祖国を離れ、同じ地に住むことになった境遇からか、とても共感できるところがあったりで、とても楽しめました。
心がほのぼのとするキュートな作品です。

「Joy」
Joy.jpg

ジェニファー・ローレンスが主演で、この役でゴールデングローブ賞を彼女が受賞したことから、一応観ておこうかな~、と思って観たのですが、思ったより十分楽しめた作品です。

この映画は実話をもとにしており、MagicalMoppやHuggableHangersを発明したジョイ・マンガーノのストーリー。

若くして結婚し子供を授かり、育て、やがてシングルマザーとなった彼女が、苦境を乗り越え、自分のアイデアと信念を信じ、自分が手がけた商品を製造&販売。やがて大企業となり、バラバラだった家族をひとつにまとめていく、アメリカンドリームの物語。

もちろん渦中には、足のひっぱりあいや家族との確執、裏切り、資金難、自信喪失など、ありとあらゆる困難が出てくるのだけれど、自分を信じ、自分が作り出した商品を信じ、自分のため、家族のために突き進むジョイのたくましい精神力と魂に観ている私たちも勇気と元気をもらいます。

こういう役はジェニファー・ローレンスのお得意とするところ。

内に秘めた情熱と精神力、そして一つ目的を定めたら、どんな困難にも直球でぶつかり突き進んでいくたくましさと潔さはホントに観ていてスキっとします。

映画「Steve Jobs」
Steve+Jobs+2_convert_20160229063359.jpg

この映画もあんまり興味がなかったのですが、ケイト・ウィンスレットが助演女優賞にノミネートされていたので観たのですが、彼女の演技がすばらしかった。

それにしてもSteve Jobsのもとで働いたら、本当にストレスフルで大変だったんだろうな~、と思います。

彼だけが見えていたビジョンにどれだけ共感できて、信じて、ついていけるか。

そんなJobsの片腕として献身的に、時にはJobsに真っ向から意見しながら、彼を支え彼のビジョンを実現すべく翻弄するJoannaの姿に釘づけ。私はこの映画を観ているとき、どうやらJobsよりもケイト・ウィンスレット演じるJoanna Hoffmanを通したストーリーを観ていたようです。

映画「Trumbo」
Trumbo.jpg

1940年代後半の「赤狩り」で、ハリウッドを追放された米脚本家、ダルトン・トランボを描いた伝記映画。

お恥ずかしながら私は脚本家ダルトン・トランボについては全く何も知りませんでした。

彼はハリウッドの人気脚本家でありながら、共産党の思想を持つ危険人物、ということで投獄され、釈放された後は仕事が来ず、名前を変えて脚本の執筆活動を続け、「ローマの休日」「ジョニーは戦場へ行った」などの名作を書き上げました。

映画を通して感じるトランボの人物像は、家族を愛し、脚本という形で創造することに最上の喜びを感じる、根っからの脚本家。

投獄や釈放後の苦難があっても家族が彼をささえ、また彼の脚本家としての才能を見過ごすことができない人々が彼を支え、必要とし、サポートしていきます。

このアメリカで、信条によって虐げられ、言論の不自由がほんの数十年前に起こっていたという事実に驚かされます。

そんな遠い昔でないハリウッドの舞台裏のストーリーは、当時の人々が実名で登場し、臨場感に溢れます。テンポも早く、エンターテイメント性も高い映画でした。

。。。と一気にここまで書きましたが、ここで時間切れです。

あと書いておきたかったのはマット・デイモン主演の「The Martian」くらいですが、これは世間の評に比べ、私的にはそれほどだったのでまっいいか。

ってことで、あと少しでオスカーのレッドカーペットが始まります♪

今日はシャンペーンを飲みながら(うふふっ)、Al君の手料理を楽しみ、まったりと授賞式を楽しみま~す。(午後はAl君が今日のための買い出しまでしてくれました。おかげで私はこのブログを書くことが出来ました~。Al君ありがと~)

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