2010.09.10(金)
9・11をロックで語る~映画「Blue Clear Tuesday」
ニューヨークに住むものにとって、あの日は忘れることの出来ない日だ。
9・11。
あれから9年も経つのに、まだ記憶に生々しい。
この映画「Clear Blue Tuesday」は、9・11を体験したニューヨーカーの物語だ。
しかし9・11そのものを語るのではなく、11人の登場人物の9・11から2年後、3年後、4年後...と7年間を追うオムニバス映画だ。年齢も、キャリアも、バックグラウンドも、人種も全く違った登場人物の共通点はニューヨークに住んでいるということ。彼らはそれぞれ恋愛をし、別れを体験し、仕事をなくし、心を病み、キャリアを上り詰め、子供を産み、そして歌を歌う。
そう、この映画のユニークな点はミュージカル、それもロックのミュージカルであるということ。
それぞれの登場人物に少なくとも1つの歌があてがわれている。そしてその歌を通して、キャラクターの心情を語る。
9・11を語るにはまだ生々しすぎるけれども、歌を通すと言いづらいこともさらりと言える。しかもロックだとジメジメとせず、思いが開放されるような気がする。
この映画のいいところは、9・11の後に生きる人々を描いているという点だ。残った私達は、その日の後も生きて、生活をしている。その日がきっかけで人生が大きく変わった人も入れば、インダイレクトに変わらざる終えない状況に追い込まれてしまった人もいる。そしてそれほど変わらなかった人もいる。インパクトの大小はあっても、なんらかの影響はあった。そしてその経験を抱えて私達は皆生きている。
実はこの映画の中に出てくる老婦人を演じた女優さんは、ご自分の実体験を映画の中で演じている。
それほど生々しい記憶なのだが、ガンガンと鳴り響くロックで歌うとなんだか元気が出てくる。
それがなんだか小気味よくて、不思議と心が癒された気持ちになった。
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今週末はマンハッタンのあちらこちらで9・11のメモリアルが行われます。
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そう、この映画のユニークな点はミュージカル、それもロックのミュージカルであるということ。
それぞれの登場人物に少なくとも1つの歌があてがわれている。そしてその歌を通して、キャラクターの心情を語る。
9・11を語るにはまだ生々しすぎるけれども、歌を通すと言いづらいこともさらりと言える。しかもロックだとジメジメとせず、思いが開放されるような気がする。
この映画のいいところは、9・11の後に生きる人々を描いているという点だ。残った私達は、その日の後も生きて、生活をしている。その日がきっかけで人生が大きく変わった人も入れば、インダイレクトに変わらざる終えない状況に追い込まれてしまった人もいる。そしてそれほど変わらなかった人もいる。インパクトの大小はあっても、なんらかの影響はあった。そしてその経験を抱えて私達は皆生きている。
実はこの映画の中に出てくる老婦人を演じた女優さんは、ご自分の実体験を映画の中で演じている。
それほど生々しい記憶なのだが、ガンガンと鳴り響くロックで歌うとなんだか元気が出てくる。
それがなんだか小気味よくて、不思議と心が癒された気持ちになった。
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