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ピカソの絵が損傷

先週の金曜日(1月22日)の午後、メトロポリタン美術館で、同館主催のアート教室に参加した女性が誤ってピカソの絵画”The Actor(役者)”に倒れ込み、絵を損傷したそうだ。

NY Timesの記事によると"The Actor"はピカソが23歳の時に描いた絵で、初期のバラ色の時代の作品。当時大変貧乏だったピカソにとって、キャンバスは高価なものであった。万が一書いていた絵が失敗しても、キャンバスを捨てることはせず、その上に絵を描いたりしていたそうだ。なのでこれを機に、この絵からもレイヤーになった絵などが発見されるかもしれないらしい。

そんなことはともかく、この話を聞いて一番気になったのは、絵を破損してしまった女性はどうなったのか、ということ。どうやらこの絵は$100ミリオン以上の価値があるらしい。こういう場合、メトロポリタン美術館はこの女性に対して訴訟を起こしたりするのだろうか、なんて下世話なことを考える。

2ヶ月前、ホイットニー美術館で行われていた”ジョージア・オキーフ”の展覧会へ行った。そこでのこと。2人の子供が母親に連れられて絵を見ていた。そのうちの一人がオキーフの絵に人差し指をべちょ~っ、と押し付けた。思わず声をあげそうになったのだが、私より早く、そばにいた女性が注意をしていた。母親は別の子に手が一杯でどうやら気付かなかった様子。

こちらでは、絵が裸のままにかけられていることが多い。でもだからこそ、微妙な色彩や筆のタッチ、プリントでは見えなかったものが見えたりする。私の勝手な持論だが、絵にはアーティストの思念がぎっしりと詰まっていて、その余波にあてられるせいか、美術館に行くとぐた~っと疲れることが多い。ガラス越しでなく、裸のままにかけられている絵からは、アーティストのエネルギーがいっぱい感じられるような気がする。

だからこういったアクシデントがあっても絵から何メートルも離れてしか鑑賞できなくなったり、全部ガラス張りにしないで欲しいと思う。でもこれから美術館に行く時は、気を引き締めて鑑賞するようにしよう、なんてこの話を聞いてぼんやりと考えた。
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