Admin New entry Up load All archives
     

映画 「ハッシュパピー バスタブ島の少女」

アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演女優賞にノミネートされている、映画「ハッシュパピー バスタブ島の少女(原題:Beasts of the Southern Wild)」。
Beasts of the Southern Wild 1

この作品はサンダンス映画祭で、審査員賞と撮影賞を受賞していて気になっていたのに、見逃していたので、早速DVDで観賞しました。

主人公の少女ハッシュパピーは、ルイジアナ州の湿地帯、通称バスタブ島に住む女の子。
-1Beasts of the Southern Wild 2

湿地帯、と書いたけれど、そこは人が住むような場所ではなく、泥沼のような所...。

そんな川の入り江沿いにあるあばら家で、彼女はお父さんと一緒に暮らしていた。
Beasts of the Southern Wild 3

ところがある日大きなハリケーンがやってきて、彼女の住む湿地帯一体が水に浸かってしまう...。

避難勧告にもめげず、地域に残った人たちは、お酒を飲みながら、たくましくその地に居座って生活を続けていた。

が、強制立ち退きを求められ、一旦しぶしぶと避難所に移るも、この島に住む人たちは土地を離れることを拒み、またバスタブ島へ戻ることを選ぶ。


この映画はハッシュパピーの目線でストーリーが綴られています。

主人公のハッシュパピーを演じるクワベンジャネ・ウォレスちゃんは、4000人の中からオーディションで選ばれた演技未経験の新人なのだそうですが、映画を通して彼女の表情が実によい。
Beasts of the Southern Wild 4-1

彼女が住む家や地域は、”これがアメリカ?”と思うような、びっくりするほど実に貧しい暮らしをしている。でも彼女の目はいつも生き生きとしていて、生きている!っていう実感を持った目と表情をしている。

動物の心臓の音を聞き、彼らが鼓動を通して、自分と同じように生きていることを実感するハッシュパピー。

途方もない苦しく貧しい現実に、彼女はそれを受け入れて、たくましく生きている。

その姿に観衆は、元気をもらっちゃったりするのです。
Beasts of the Southern Wild 5-1


この映画は6歳のハッシュパピーの目線で描かれていて、学校の先生が地球の温暖化のため氷山が溶けて太鼓に氷に包まれた野獣が蘇って来る、という話から、”獣”がモチーフとして出てきたりする。

それがこの映画がファンタジーと呼ばれるところでもあるのだけど、彼らが生きる現実があまりにも厳しいので、このファンタジーの部分で救われる。

もしかしたら、こういう想像力が、厳しい環境でも生き抜く力となっているのかも。


ハリケーンで水に浸かってしまっているのに、住むところを離れたくない人々の姿は、東日本大震災のことを思い浮かべました。

こんな災害に見舞われながらも、現実を受け入れ、自然と共存しながら、その土地に住むことを自ら選ぶ人々。そこに住むことが彼らの幸せなのでしょう。


お父さん役もすごくよくて、病気を患い、娘を手放す場面では、彼の心迫る演技にジーンと胸を打たれました。
Beasts of the Southern Wild 6-1

過酷な現実をすべて受け入れ、凛として生きていく姿が、痛ましくもたのもしく、たくましく感じ、心の中でエールを送ってしまう、そんな温かい映画でした。


<追記>
自宅のPCが立ち上がらなくなりました。

PCが使えなかったので、週末時間があること、あること!家の掃除をしたり、ず~っと読もうと思っていた本を読み始めたり、ある意味いろんなことが出来ました。コンピューターにこんなに時間を費やしていたとは。いかに自分がコンピューターに依存しているか痛感しました。

でもないとやっぱり不便です。バックアップのPCを用意しましたが、使い勝手のいいもとのPCが早くなおって戻ってくるのを祈っています...。

**************************************************

ランキングに参加しています。 ポチッ、と押していただくと励みになりま~す。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ





関連記事

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: タイトルなし

こんにちは。

素人の女の子とは思えないくらい表情が生き生きとしていて、くるくる変わるんです。
この島は架空ですが、でもルイジアナにはこのような場所で暮らしている人が本当にいるのでは、と思います。

今日、ようやくバックアップのコンピューターを家に持って帰ったのですが、慣れてないのと、写真の取り込みなどの設定がまだできていないので、いつもの調子でブログを書くには時間がかかりそうです。

それにしてもコンピューターへの依存度、すごいです。週末時間がいっぱいあって、驚きでした。

こんなに依存していたんだと、ちょっと反省です。

Secret

プロフィール

Sakura

Author:Sakura
マンハッタンを眺めながら、ニューヨークの出来事、映画、音楽、おいしいもの、旅の話などを徒然と綴ります。

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新記事

Twitter...

Categories...B

openclose

コンパクト月別アーカイブ

FC2カウンター

検索フォーム

リンク

ブロとも一覧


Mackdadyz Golf & Hot spring Blog ... Season 4 @Hokkaido ...

美肌ケアとニューヨークコスメ。

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR