Admin New entry Up load All archives
     

不幸せ度ナンバーワンのニューヨーク?

2週間ほど前に、日系のローカル紙に興味を引く記事があった。ワシントンDCを含む全米51州で州民の幸福度をはかったところ、一番低かったのはニューヨークだという。

記事によると、この調査は英国のウォーリック大学とアメリカのハミルトンカレッジの研究者達で行われ、米疾病対策予防センター(CDG)が130万人のアメリカ人を対象に2005年から2008年にかけて実施した行動調査を分析し、各州の住民が自己申告した「人生への満足度」を取りまとめたもの。さらに、主観的な意見のまとめだけでは研究にならないと、研究者達は2003年にUCLAで行われた州ごとの「生活の質」指標調査を見出して比較したとの事。この調査では、天候、税金、生活費、通勤時間、犯罪発生数、学校数など、州民の幸福度に影響を与える客観的な指標に基づいて州が順位付けられているそうだ。興味深いのは、この主観的「人生の満足度」と客観的「生活の質」の順位はほぼ一致したとの事だ。

前書きが長くなったが、要は研究者が何年もかけて、いろいろな角度で調査した結果、ニューヨークは幸福度が一番低い州だ、という結果がでたらしい。ちなみにカルフォルニアは46位だそうだ。

では一番幸福度が高い州はというと、ルイジアナが1位で、2位はハワイ、3位フロリダ、4位テネシー、5位アリゾナだとのこと。

ニューヨークが一番幸福度が低い、とはちょっと残念だが、わからないでもない。天候は夏は蒸し暑く、冬は長く寒い。税金は高い。生活費も高い。通勤時間は他の州に比べ長い。犯罪発生率はかなり減少したとはいえ、日本に比べれば高い。いろいろな面でスピードが速いニューヨークでの生活は、ついていくのが大変だ。生活していく上でのストレス度はかなり高いと思う。

元気な時はいいのだが、気持ちが沈んでいる時のニューヨーク生活はタフだ。気持ちが沈むとニューヨークはその重みをそれみたことか、とさらに加速させてもっと沈ませようとする魔性の力があるように思う。だからカラ元気であっても、ニューヨークに見破られないように、心を元気にしていないと危険なのである。

誰でも寛容に受け入れてくれるニューヨーク。だけどここで暮らすのは確かに大変なのかもしれない。

でも今私は、ルイジアナやテネシー、アリゾナに住みたいとは思わない。年をとってやりたいことをやりつくしたと思ったら、ハワイやフロリダに住むのはいいかも、とは思うけど。でも今はやっぱり、ニューヨークがいい。

確かにいろいろなことはあるけれど、私はこの街にエネルギーを感じる。私でもなにかできるんじゃないか、ってパワーを感じる。夢を見させてくれる。私がしたいことをすればいいんだよ、って背中を押してくれる。街を歩いていると、いろいろなことをじっと見つめていた建物たちが、語りかけてくれるような気がする。がんばれよ、って。

ちょっと自分でも不思議なのだが、だから私はこの街が大好きなのだ。私にとってのニューヨークは幸福度ナンバーワンの街なのである。
関連記事

テーマ : ひとりごと
ジャンル : ライフ

コメント

Secret

プロフィール

Sakura

Author:Sakura
マンハッタンを眺めながら、ニューヨークの出来事、映画、音楽、おいしいもの、旅の話などを徒然と綴ります。

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最新記事

Twitter...

Categories...B

openclose

コンパクト月別アーカイブ

FC2カウンター

検索フォーム

リンク

ブロとも一覧


Mackdadyz Golf & Hot spring Blog ... Season 4 @Hokkaido ...

美肌ケアとニューヨークコスメ。

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR